day45 ポルトー 空港Free WiFiは過去最強
ポルトガル、ポルトーにいます。ポルトガルは4日ですが、もうお腹いっぱいな気分です。
そして、今日がヨーロッパ最終日。
夕方の便でマドリッド経由でペルーのリマへ向かいます。
ここ数日毎日歩き回り、もう、何もする気がなくなり宿のチェックアウト時間10時まで部屋にこもり、チェックアウトと同時にそのままメトロにのって空港へ向かいました。
宿から坂を下っておよそ15分。セントラル駅に到着。ヨーロッパの石畳はキャリーバッグにはきついが、自分たちの使っているコロコロキャリーはいつも頑張ってくれています。
地下の券売機へ。ポルトガル語で言語切り替えがよくわからなかったのですが、すぐ近くに係員がいてくれていて買い方と値段を教えてくれました。ポルトガルはスペインやイタリアと違い公共の電車やバス、観光地ではほぼ英語が通じるので楽です。
係員によるとポルトーの地下鉄の料金はゾーン分けされており、空港はゾーン4値段になるらしいです。
そしてこのメトロ、セントロでは地下を走りますが、基本ライトレールで基本地上を走っています。路線はいくつかあり、セントロの隣の駅でほとんどの路線に乗り換えることができるので一駅のって、空港線のある紫色のラインEに乗り換えました。
そしてびっくりしたことに、このライトレールこの駅でひとつのプラットホームを複数の路線で使っており、ホームにある電光掲示板で自分が乗る線か確認が必要でした。
アエロポルト(空港)行きは約30分に一本あるようでしたが、車両は2両しかないようで、乗り込むとかなり窮屈。空港へ行く人が大きな荷物を持っているのでなんとかしてほしい感じでした。
空港は中心部から離れており30分ほどはかかって到着。
空港はとてもキレイ。
早いところチェックインして、ラウンジを利用したかったのですが、カウンターが空いておらず利用できませんでした。
ここポルトーではチェックインカウンターは出発時刻の2時間前にオープンになり、何番カウンターでチェックインできるかわかるようになる仕様で使えません。
早めに来すぎたので、あと8時間ほど空港で待たなくてはならないことになりました。
幸い、椅子はかなりの数があることと、とてもとても速度の速いWiFiが使い放題。これでたすかりました。
待っている間、次の行き先の下調べやブログなどの更新で時間つぶし。
カウンターは出発1:50前にやっと開いたのでした。
次の行き先は南米ペルーのリマ。エアーヨーロッパで行きます。
ヨーロッパを出る際、片道航空券では飛行機に乗ることができない。先進国では、いつも確認される事項です。
往復航空券、日本へ帰るチケット、第三国へ抜けるチケットのいずれかが必要なのです。
旅の前半、アジア、オセアニアではたまたま次の行き先のチケットは毎回持っていたので、聞かれた場合はそれを提示すればよかったけれど、提示まで求められたのは、成田とメルボルンだけでした。
我々はバスチケットを用意していました。
事前調査によると第三国へ抜けるチケットはバスでもいいらしい。ということで、ペルーの次の行き先のボリビア行きのバスチケットをネットで購入していました。予約だけではダメで支払いも済んでいないといけないらしい。
ネットで先駆者の情報を検索すると、空港でその事実を知って、テンパって高い航空券を購入した人や航空券を24時間以内にキャンセルすればペナルティなしで返金されるという米国の航空会社などを利用するといった方法を使っている方が多いようです。
当初は航空券を24時間以内にキャンセルする方法を使おうとしてましたが、電話でのキャンセルしかできないとか、但し書きを見逃す恐れがあって何万円もするチケット予約に手を出すのは危険と判断してやめたのでした。
なんとか探し当てたのが、Ticket Boliviaというサイト。ペルーのほとんどのサイトでは購入まではなかなかできませんが、このボリビアのサイトではクレジットカードで購入できました。
ペルーでの日数を未だ決めてなかったので、適当な日付でペループーノからボリビアのコパカバーナへ向かうバスチケットを購入。安いもので1人10ドルほどでした。
捨てても仕方ないということで。手数料含めて二人分で25ドルほどで準備できたのでした。
そして、このチケットを使うときがやってきたのでした。たった10ドルほどのチケットが有効なのだろうか、、、、バスでも大丈夫だろうか、、、、といざチェックインになると急に不安になってきました。
カウンターでリマまでの予約表とパスポートを渡すと、カウンターのお姉さんが
「リマの次に別の国へ行くチケットを持っていますか?」
きたーーーーーー!!
平静を装って「イエス、ボリビアまでのを持っています。」と言いながら、購入後送られてきたメールの画面をスマホで見せました。
すると、お姉さん。
「これはバスチケットですよね?」というのでイエスと答える。
そしてどこかへ電話。待つこと数分。この間、朝と2人で平静を装いながら、待つ。
受話器を置きお姉さんが口を開いた。
「心配しないでください。バスでも大丈夫でした。チェックインできます。」
やったーーーーー!!!
ホッとして、荷物を預け発券された搭乗券をもらった。
最後にお姉さん、良い旅をしてください。そして日本国で「さよなら」と笑顔で言ってくれました。「こちらこそ、オブリガード!!!」
急いでセキュリティを抜ける。結局なんだかんだ時間がかかり搭乗時間まであと20分。それでも諦めずにラウンジへ急ぐ。大したものはなかったが、とりあえず、軽食をいただき飲み物を飲んで搭乗5分前にラウンジを後にしたのでした。