40歳からの新しい体験

2015年11月から約1年間の旅の記録とその後、初めての経験を記録

day42 リスボン 市内とジェロニモス修道院にいってみる

バスで国境を越え早朝、スペインのセビーリャからリスボンに到着しました。およそ5時間の移動。なかなか早いです。

 

 バス:ALSAのサイトで予約 41ユーロ/人

 

それにしてもひどいバスでした。狭い。ほぼ満席。
これまで、スペインでは快晴の毎日で5月なのに真夏のような暑さと乾燥した気候。真っ青な空の毎日だったのが、一変、ポルトガルに入ると雨でした。
これほど天気が違うとは。陸続きで隣の国なのに全く違った印象。どんよりした空気にちょっと気分が滅入ってしまいそう。
 
ポルトガル滞在は3泊4日の予定です。
早朝5時前。まだ、あたりは暗い時間リスボンに到着。当初の調べではリスボンにはセテリオスバスターミナルとオリエンテ駅の二箇所にとまります。セテリオスバスターミナルで降りることに。オリエンテ駅の方が明るくてよかったかもしれません。
バスターミナルに着くと一段と雨足が強くなり土砂降り。雨も強いし、宿のチャックインまで時間があるので、明るくなるまでの3時間くらいここで待機することにしました。それにしても寒い。ここで、ダウンを荷物から出して着込みました。
 
8時前くらいに宿に向けて出発。地下鉄で移動します。スペインよりは人が少なく危険な感じはしない。チケットの意味がわからず購入に戸惑いました。
 
リスボンのバスと地下鉄>
リスボンのチケットはチケットの発券代は必ず0.5ユーロかかるようです。
スイカのようにチャージして使うもののようで、地下鉄だけなら地下鉄代金分を回数分いれれば回数のように使えます。
バスやトラムなどで使う場合は必ず端数がでてしまう金額になります。空のカードに3ユーロ、5ユーロ単位で入れるしかないらしくちょうどで使うのはほぼ不可能らしい。返金も一切できないらしいのでチャージして使う場合は使う分だけチャージするように注意が必要。
 
とりあえず宿の最寄り駅まで。駅を降りるとまた、階段のみで荷物を持って上るのが大変。そして、さすがリスボン、坂の街、歩いて少し坂になっている道は舗装は石が並べられていてガタガタあまり良くなくコロコロ荷物を引くのも一苦労。駅から10分ほどで宿に到着。チェックインは午後2時なので。荷物を預けて街を散策することにしました。
 
 
雨は止んでました。
中心部の広場近くのマックで朝マック。これまで、ファストフード、特にマクドナルドは使ったら負け感がありましたが、やっぱりトイレもあるし朝から開いているし、便利だと痛感。セビーリャでマックに入ったとの敗北感を少し思い出しつつも深夜バスの移動で疲れた体に優しい店だと感動してしまいました。ポルトガルのマックはスペインよりも少し安い値段。そして、ふしぎだったのが、これまでスペインやイタリアでは見かけなかったアフリカ系の人々が多く働いていました。
 
ゆっくりして外に出ようとすると雨。雨は降ったり止んだりでいそがしい感じ。
 
消臭リキのCMの丘。カテドラルや泥棒市、サンアントニオ教会など無料で見られる観光地を見て回る。
 
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すでにいろいろ見回って疲れ切ってしまいましたが、本日を入れて2日しかないリスボン滞在。リスボン最大の観光地と思われる世界遺産ジェロニモス修道院へバスで向かうことにしました。この時点ですでに16時。
 
ロシオ広場から714番のバスに乗ってジェロニモス修道院へ。ガイドブックによると30分くらいで着くとありましたが、渋滞で小一時間かかってしまいました。時間がないので、ジェロニモス修道院とその近くにあるベレンの塔のふたつが世界遺産なので、先にしまってしまうベレンの塔へ向かいます。
 
ジェロニモス修道院前のバス停から歩いて15分。
塔まで行く間に、発見のモニュメントがあります。ここにはポルトガルを代表する偉人たちの像が立っているのでここもちらっとみていきます。
躍動感あふれる像が大海原の方に向かって立っており、ここから遥か遠くの新大陸を目指して旅に出たのだと思うと感慨深いものがありました。
自分はその一番遠い国から逆方向から飛行機でやってきたのだなぁとしみじみ思いました。。
 
ベレンの塔に行ってみると、長蛇。あと30分ほどで閉館してしまうようなじかん。ジェロニモス修道院との共通券が売っているのでそれを購入して両方急いでみようと思いました。10分くらいならんで、ようやく共通チケット購入しようと思ったら、時間がないから修道院はもう見ることができないから共通券は売れないと言われました。
 
塔よりも修道院がみたかった我々は今なら塔を諦めて修道院へいけば見られると思い、チケットはいらないと言ってジェロニモス修道院へ早足で向かうことに。
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見られなかったらどうしようと思いながらジェロニモス修道院へ行ってみると、塔よりも1時間長く開いているようで余裕で見ることができました。
急いでジェロニモス修道院。10ユーロ/人
中は案外何もない建物。
教会はとても荘厳。
入り口にバスコ・ダ・ガマの棺があり、歴史上の有名人の名前に興奮してしまいました。
 
帰りのバスも渋滞で小一時間かかって広場近くまで戻る。ここから地下鉄で帰ることに。宿近くのスーパーに寄って、宿に戻った頃には、20時。
1日歩き疲れました。
 
 
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交通費
メトロカード 7.9ユーロ(地下鉄1.4ユーロ/回、バス一回1.25ユーロ/回)
 
入場料
ジェロニモス修道院 10ユーロ/人
 
宿
Go Hostel Lisbon 2泊しました。
ダブルルーム、共用バスルーム、共用キッチンあり 28ユーロ/泊
Hotels.com にて予約
 
宿の感想
・共用バストイレについて、男女分かれておりバスルームに入ると、トイレが2つ、洗面台が2つ、シャワーが3つありました。ドミトリーの客とは別のバスルームで滞在中だれとも会うことはありませんでした。シャワーの際、荷物を置く場所がなく、使い勝手が悪かったです。
・キッチンは広いけれど、利用者が多いわりに、鍋もフライパンも食器も少なくて困りました。
WiFiは共有スペースでなければ繋がらない感じでした
・荷物の預かりはしてもらえますが、階段を降りたカビくさい部屋に置くのでぜんそくになりそう
・朝食は、パン、コーヒー、ハム、チーズを自分でとって食べるスタイルで悪くない感じです。席が少ないので時間によっては混み合う。
・宿の中にバースペースがあり、アルコールを提供しているようですが、そんなことよりキッチンやバスルームを改善する方に力を入れてもらえるといいのにと滞在中ずっと言っていました。