day33 マドリッド プラド美術館をタダで見学する
マドリッドはアンダルシア地方へ行くための中継地点としていたため、特に予定は入れていなかった。
昼前に部屋を出て散策。町の中心部の宿であった。
昼を食べようとするがなかなかいいところが見つからず、ウロウロ。王宮に行ってみたけれど、入場料が高いのでやめる。教会も空いていない。がっかり。
お昼は適当に入ったところでとるが、結局高くついた。パエリアってあまり美味しくない。日本の炊き込みご飯が断然美味しい。
■プラド美術館を無料で見学
マドリッドには3大美術館がある。そのひとつプラド美術館は1800年代初頭に開館した歴史ある美術館だ。この美術館、18時以降、毎日、無料開放しているらしい。
本来は14ユーロするらしい!
ということで、17時頃にプラド美術館の無料券のために一人でやってきた。麻は体調が悪いというので部屋で一人で休んでいる。
久しぶりの一人での行動でなんか気楽!
無料のチケットは18時から配布が始まり、20時の閉館まで見ることができる。
美術館の入り口で勝手がわからずウロウロしていると、係の人が声をかけてくれ、無料券を求めている人は入り口から離れたところに列が作られてるのでそこに並ぶよう教えてもらう。
この時点でまだ15人ほどしか並んでいない。
日差しが強い中、待つをジリジリと肌を焼くので長袖と帽子を取り出してなんとかしのぐ。後ろに並んだ白人のおばちゃんが「ここは私のスペースなのでとっておいてねよろしく」と言って近くの木陰に行ってしまった。なんだこの有無を言わさない強いおばさんは。。。。それにしても、日差しで足が焼ける。暑い。ひりひりする。やばい。長袖を持ってきていてよかった。
17:45くらいになるとかなりの列の長さになった。
18:00 列が動きだす。
入り口を入ると、チケットを手渡しで受け取り、そのまま入場。持ってきていた荷物はセキュリティチェックを受けてクラークに預けて、いざ中を見学。
ものすごい数の絵。
ここで一番見たかったのは、ゴヤが描いた「着衣のマハ」。数年前、上野の美術館で見た絵である。あの時は、服を着たバージョン。あのとき、この絵には対になっている裸バージョンがあると知った。
なんと、ここで、裸のバージョンと並べてみることができるのだ。あの時、まさかこの美術館に実際に来ることなんて想像していなかった。
目的の絵は、館内の奥の方にあった!すごい、ここでまた会えるなんて。
時間と距離を超えた再会であった。
他にも素晴らしい絵があった。館内全体をさらっと見てもほぼ閉館時間まで時間がかかった。
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本日の行程
10:00 マドリッドをふらふら見る
17:00 プラド美術館へ
18:00 美術館見学
20:00 宿へ帰る