day31 バルセロナ サグラダファミリアへ!
今日はサグラダファミリアへいく。
午前9:15入場、9:30『生誕の門』から塔に登る予約を2日前オンラインで行った。
当日券は6ユーロ高くなったうえ、行列並ばなくてはならないらしい。
入り口へ行く。まだ、午前中なので、それほど混んでいない。
チケットはプリントできなかったので、スマホの画面を見せる。QRコードでの入場。しかし、係りのお姉さんのやり方が悪いのか全く読み取れない。あとでねと、次々と後ろに人に抜かされていく。別の端末でも読み取れず。置いてけぼり。麻はイライラ。
違う係りのお兄さん登場。難なく読み取れる。お姉さんのやり方が悪いだけのようだった。
入場に手間取ってしまったので、すぐに塔へ昇る時間に。今度はここで、ロッカーに荷物をあずけろと言われる。1ユーロコインロッカーで利用後に1ユーロは戻ってくるらしい。
が、あいにく1ユーロくない。
係りのお姉さんに両替できないか聞いたら、「近くにいる人に両替してもらって」と冷たい回答。
仕方なく近くの人に聞いたら持ち合わせがないと言われ断られる。次にやってきた人に声をかけると日本人の女性だった。とても親切な方だった。
荷物を預けるとすぐに塔に登るエレベーターへ。外から見るとちょうど塔と塔の間にある渡り廊下のようなところまでの高さまで行ける。
中に入ると塔の中は空洞で、塔の内側の壁面に沿って、螺旋階段を降りながら外を眺めるだけのものではあったが、これがなかなかよかった。
ゆっくり降りて30分ほどで教会内部に到着。値段は高いが、なかなかいい経験だった。値段のせいか欧米人はあまり登らないようだ。
内部に一歩足を踏み入れると教会内は色とりどりのステンドグラス。光が差し込み神々しかった。他の教会とは趣が違う。
宗教的というよりは、美術的な要素が強く、色の美しさとデザインの素晴らしさに変に刺激されて洗練された気分にさせられた。
それにしても広い。でかい。
中はほぼ完成しているのだろうが、見飽きることのない光。優しい気分になる。
チケットを購入すると必ずついてくるオーディオガイドは英語。日本語版は来月(6月)からできるらしい。旅に出てから、英語を、話す機会が減ってしまい聞く機会も減ったので、耳も退化したようであまり聞き取れなかったが、ゆっくりゆっくり内部を鑑賞した。
生誕の門は正面ではないらしい。受難の門もしかり。
真ん中にさらに高い塔がこれから作成されるらしい。着工してから150年も経つのに未だに完成してないなんて。スゴイ。
時代が変わり、建築手法もきっと変わったことだろう。茶色くなった外観と新しい部分はまだ白い。色の違いが余計に時間の流れを感じさせる。
こうやって巨大な事業が古代にも人間はやってきたのだ。また、ここを何年か先に訪れた時と違った形を、見ることができると思うと楽しみだ。
気づくと時間は13時を回っていた。
その後、サグラダファミリアから伸びるガウディ通りを、まっすぐいって病院を見る。外観だけだが、こんな病院初めて見た。美が人を癒すといった考えなのだという。
そしてお昼を食べに行こうとレストランを、探すがなかなか予算とないよに見合った見つからない。
麻がお腹空きすぎてやばくなってきたので、最後には適当に入ってしまった。
入ると日本語のメニューがあるという。しかし、周囲の人は皆同じランチメニューらしいものを見ていた。
そこで、そのメニューをもらうと、スペイン語のみ。ウエイターさんは忙しそうにしているのできけなかったので、地球の歩き方の巻末にあったスペイン語メニュー説明のページをみて解読をはじめた。
前菜。メイン。デザートがあり、それぞれ4つほど選択肢が、ありそこから選ぶのはわかった。
最初の単語で魚とかサラダとかビーフステーキとか読めた。大体わかったので、指差しで注文。とてもいい、内容のランチだった。一人11ユーロで我々にとってちょっと高めだがよかった。
メニューで困ったのは旅にでて今回が初めてだった。いつもは写真付きだったり、これあれで注文できてたのに。スペイン語恐るべし。
ランチに満足して、次はカサバトリョへ。
地下鉄を、乗り継いでパセジデグラシア駅へ。
■OrangeでSIMカードを購入
マックでトイレだけ借りたあと、近くに携帯電話の会社「Orange」の店舗を発見したので携帯のSIMカードを購入することに。
日本のようにスペインでは格安SIMがあるらしいが、この3日間目にしなかったので今回は大手のOrangeにしてみた。
店舗に入り、プリペイドSIMがないか聞いてみると、
『20ユーロで2GB, 5ユーロ分の通話がついてるプラン』をすぐさま言われた。
予算通りだったので、通話はいらないが2ギガでちょうどいいくらいだったので、それを購入することに。
パスポートを見せてお金を支払って終わり。SIMは端末に入れるだけだった。
すぐに使えた。店に入って5分で終わり。早い。
■カサバトリョ見学
午前中は人が多いようだが、午後に行ったら全く並ばずすぐにチケットを買って入ることができた。
ここカサバトリョもガウディの作品。100年以上も前の家だ。海の中をイメージした家らしい。柔らかい曲線が、あるいい家だった。光の入り方も素晴らしかった。何か触発される気分だった。美術館に来ているようだった。
オーディオガイドが付いており、日本語で説明を聞くことができた。これもよかった。
入場料は、高かったが見てよかった。今回、有料で入る場所として厳選して、甲斐があった。
オーディオガイドはスマホ端末で、バッテリー切れになり最後の方は聞けなかったので残念だった。
バスで宿へ早めに帰る。
今夜は久しぶりに米を炊いて食べた。
そして9時過ぎまで明るいスペイン。夜景としてご飯を食べた後サグラダファミリアへ行こうと思ったが、帰りのバスがなくなりそうだったため行くのをやめた。
その代わり、歩いてすぐのグエル公園にサイド行きバルセロナの最後の夜を味わった。
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本日の行程
8:00 宿を出発
9:15 サグラダファミリア入場
9:30 生誕の門からエラベーターで上を見る
10:00 内部を見学
14:00 病院を見学
15:00 昼食
17:00 カサバトリョ見学
19:00 宿へ帰る
交通費(一人)
回数券 3回利用
入場料(一人)
サグラダファミリア 29ユーロ
カサバトリョ 22.5ユーロ