40歳からの新しい体験

2015年11月から約1年間の旅の記録とその後、初めての経験を記録

ワルシャワの地下鉄で最寄駅をスルーされる

ヴィリニュスからワルシャワに到着。

10時間。一段と長いバス旅でした。

ヴィリニュスの街は思ってたよりずっと良かったです。二泊でちょうどいい感じでした。

それにしても、最近移動ペースが早い。
2日毎に隣の国に移動してます。


ヴィリニュスを朝出てきたはずなのに、ワルシャワに到着した頃にはすっかり暗くなってました。
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そして、青空だったヴィリニュスから一転ポーランドはどんより。霧雨。


そして、何より東欧の旧市街の古いイメージだったけど、ワルシャワ都会すぎます。

高層ビルがたくさんあります。
何故か仙台に似てるような気がします。


バスはバスターミナルではなく、マルモントという地下鉄の駅に止まり、そこで降ろされました。
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地下鉄の一回券を渡され有無を言わさずです。こんな小ハプニングは旅には"よくあること"です。
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地下鉄、かなりきれいです。当初降りるはずだったバスターミナルより宿まで行きやすかったのでよかったです。

このまま宿の最寄駅まで向かってしまいます。

地下鉄に乗り込み、どれ、この駅で降りなければ、そう立ち上がったら、なぜかその駅をスルーされました…あれっ?


こんな小ハプニング旅では
"よくあること?"です。


仕方なく、ひとつ先で降りて戻ることに。

反対側の電車はすぐに来ました。
乗り込んで、発車。
どれ、降りるか、と思った瞬間、

…また、スルーされました。


こんな小ハプニングはよくあること、、、と思っていたら、奥さんがイライラし出しました。

堪忍袋の尾の長さが違うみたいです。

「まあまあ、最寄の駅で何かあったんだよ。次だめだったら、その先の駅から歩いて行こう」

この一言でとりあえず奥さんの出火は免れました。


また、降りて向かい側のホームから最寄駅方向に乗り込みます。


そこに車内アナウンス。最寄駅の名前でなんとかと何やらポーランド語で言ってます。

それにしても、ポーランド語。聞こえてきた言葉をマネしようと思っても発音できません。文字も大体アルファベットなのに読めそうにもありません。


奥さんが近くに座っていた地元の女性に英語で聞いてみると、アナウンスをちゃんと聞いてなかった様子で、

「何故かわからないけど、その駅には止まらないみたい」とのこと。

やっぱり電車は最寄駅をスルーしようとしてます。

駅を通りすぎているそのときです。

はっ!!!
何か見えました。

警察官3人が、椅子に置かれた黒いバッグを遠巻きに囲んでますガーン
どう見ても不審物です。

やばい?やばいかも!!!
爆発してしまったら??と瞬時に焦りましたが、
何事もなく通り過ぎました。


こんな小ハプニングと呑気なこと思ってましたが、もしもやばいやつだったらと思うと、、、


幸い何事もなく駅に到着。
外は霧雨。
一駅分距離が遠くなりましたが、なんとか宿に到着したのでした。










2016.OCT18 リトアニア ビリニュス郊外の街トゥラカイ古城の城はMUSTです

世界一周してしまって、もう半周目を旅している最中の夫婦です。

一周後、

フィンランドエストニアラトビアリトアニアバルト三国を旅行中です。

 

リトアニアの首都ヴィリニュスにやって来ました。

ビリニュスどちらの表記がよいか迷っています。

 
リトアニアは当初一泊にしようと思っていましたが、二泊にして大正解でした!
思ったよりも見所あります。
 
 
ガイドブックをみるとこれと言って目玉があるようには見えませんでしたが、意外と街歩きが楽しい。
 
どの通り、路地もいい雰囲気。
適当に歩いてても写真を撮りたくなる感じです。
 
何より、教会の入場がタダのところが多い。
バジェトトラベラーには嬉しい限りです。
 
ヴィリニュスの前に立ち寄ったリガでは、
有料だったりしたところもあったのでお得感があります。
そして、バルト三国で一番発展している感があります。
 
ほとんどの人がクリスチャンでない日本人とっては、教会の扉を開けるのも少しためらってしまいます。
これが、案外、さらっと入っていっても問題なしです。
 
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一番気に入ったのは、聖霊教会。
夜明けの門の直ぐ近くにあります。
 
この教会の内部は撮影禁止で残念でした。
 外見ではわからないですが、ロシア正教会の教会のようです。
 
内部の正面の祭壇が鮮やかなグリーンで今までに見たことのない色で美しかったです。
 
そしてこの教会には三体の聖人の遺体が眠ってます。
はじめは気づかなかったのですが、祭壇の正面の天蓋の下に三体が川の字に並んで寝ていました。
 
紫の布が被されていましたが、明らかに人です。
1200年代の方らしいです。本物です。
治癒の力があるらしいです。
 
 
このほかにも教会はたくさんありました。
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リトアニアヴィリニュスに来たらオススメの旅先。
ヴィリニュス西部の郊外にトゥラカイ(Trakai)という町があります。

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かつて、首都として栄えていたそうですが、湖上に城があります。
行った方がいい場所です。
 
滞在2日目の朝にネットで調べたらヒットして、
2、3時間で見て回れるということで急遽行くことにしました。
 

トゥラカイへの行き方

ヴィリニュスのバスターミナルから出発します。簡単にいけます。
片道1.8ユーロ。30分ほどの道のりです。バスは1時間に2,3本あるようです。
 
窓口でチケットを購入すると乗り場プラットホームの番号を教えてくれます。
28か29番ホームから出発です。
 
路線バスもあるようですが、途中1箇所くらいしか立ち寄らないバスの方が早く着きます。
 
Wi-Fiがありました。
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トゥラカイはバスターミナルから北の方向に歩いて行くと、かわいい感じの家が立っていて、歩くだけでもいい感じでした。
 
湖上の古城まで20〜30分歩くと到着です。
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時期外れなのか、あまり人がいませんでした。
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城の中にも入れます。
6ユーロ。写真を撮る場合は追加で1.5ユーロ払わなくてはいけないとのことで、一人分だけ払いました。
 
なかなか見ごたえがありました。
 
帰る途中にあったレストランで昼食。
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サラダとスープ、キビナイという郷土料理を食べました。
これはトゥラカイに来たら必ずという感じの食べ物のようです。
 
キビナイは硬いパン生地に肉を挟んで焼いたもので、南米のエンパナーダのようなもの。
なかなか美味しかったです。
 
このレストランではキビナイはひとつ2〜3ユーロ。
スープとサラダがそれぞれ4ユーロほどでした。
 
帰りは来たときに降りた場所から乗ることができます。
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季節は秋。黄色く色づいた木々がきれいでいい散策ができました。
滞在3時間くらいでゆっくりみられました。
ほんとオススメです。
 
 
 
 

リガからヴィリニュスまで またバス移動します

また移動です。ラトビアのリガからリトアニアのヴィリニュスまで南下します。


リガ滞在の二泊はあっという間です。
リガでは久しぶりプライベートバスルームでした。気兼ねなく使えるだけでも精神的によかったです。

ひとりバックパッカーの方は通常ドミトリーが多いかと思いますが、夫婦2人旅だとドミにしなくても同じくらいの値段で個室に泊まれるので楽です。

先日、タリンでお会いした日本人バックパッカーにドミ部屋を見せてもらったらポーン

自分たちがいかに恵まれてるか実感できました。

その方、お休み中の人がいても夜9時くらいなら電気つけちゃいますと言いながら、部屋の明かりをつけてくれましたが、休んでいたおじさんが起き上がって睨んできましたガーン

「俺は気にしませんけどね」とバックパッカー君。

旅が長い割にそこまで図太くなれない我々はそのたくましさに惚れ惚れしてしてしまいました。

彼に比べれば、我々はぬるい旅をしています。


さて、リガからヴィリニュスまでは、また、LUXというバス会社。

先日タリンからリガまで移動したときと、同じバス会社です。
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リガのバスターミナルは電光掲示板もあってわかりやすい。

1人8.5ユーロ。4.5時間の旅です。
やっぱり安い。


バスのサービスについては昨日の記事と同じ感じ。wifiもあるし言うことなし。

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ヴィリニュスは天気良くて気持ちがいいです。バスターミナルにスーパーマーケットもありました。






リガは思ったより小さめの街でした

今回は一都市二泊くらいの予定でバルト三国と東欧を周ろうとしている我々です。


リガは小さめの街です。バルト三国とひとくくりにしてもやっぱりそれぞれ違う国で、タリンと比べてリガの雰囲気はまた違ってました。

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歩いてもわかりましたが、教会の塔に登ってみると、とても平らな街で、そして、小ぢんまりしてました。

某ガイドブックに聖ペトロ教会の塔に登らないと観光は始まらないという言葉から、1都市につき有料で入れるところは1箇所オッケーという夫婦の暗黙のルールから入場料 ひとり9ユーロで登りました。

感想はまあまあ。登るだけでこの値段高すぎる気がしましたが、あまり損した気分にはなりませんでした。

街は本当に歩きやすかったです。
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教会や古い面白い形の家が並んでました。



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半日くらいで見てまわれてしまいました。


リガで一番よかったのは、スーパーマーケット。かなり安いです。
中でもソーセージ。
ものすごくいい歯ごたえのプリッとしてかなり美味しい直径3センチ長さ10cmくらいのが6本入ってて2ユーロほど。なんてすばらしい。


旅をしてると他の国とスーパーマーケットでの値段を比較してしまいますが、これまで一番高いと思ったのはアメリカ。ダントツです。その次は、香港、オーストラリア、日本、ニュージーランドグアテマラ、アルゼンチン、、、といった感じです。何を買うかにもよりますが。

ヨーロッパは国にもよるのでしょうが、南米や東南アジアの方が高いような気がします。



タリンからリガまで移動しました

エストニアのタリンからラトビアのリガまでバスで移動しました。



まずはその移動について。


バスターミナルは街の南西にあり、2番トラムで移動ができます。

いつもチケットの買い方、降り方そういうのを考えると初めて乗るとき緊張します。

こういう市民の足を利用して初めてこの街に馴染んだ気がしますが、もうお別れです。



タリンではトラム1回券を運転手から購入して乗り込みます。一日券などもあるらしいですが利用しません。


一番前のドアから乗り込んで、運転手から買おうと思ったら、運転席のドアに窓がなく声をかけようがない感じ。


どうしたらいいかわからず、とりあえず運転席の後ろをノックしてみました。

そしたら、運転席の後ろの扉の下にある小さな小窓(下の写真のドアの真ん中の正方形の小さなオレンジ部分)の部分を指差されました。
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この小窓にお金を入れればいいようです。


タリンのトラムの料金は1人1回2ユーロ。少し高めです。


チケットを発券してくれますので受け取ります。


ここもヨーロッパによくあるチケットを持ってれば買わなくていいというタダ乗りしようと思えばできそうなスタイルです。


しかし、我々夫婦はこれまで様々な都市で検札官が乗り込んで確認されたことがあります。
買い方がわからず、チケットを買うのも面倒だと思えこともありますが、いつも魔がささなくてよかったとホッとします。

今回は検札官乗ってきませんでした。

10分ほどでバスターミナルに到着。
トラム乗り場からすぐに見え、ここで降りる人もほとんどがバスターミナルへ行くようです。


今回、リガまで利用したのはSIMPLEというバス会社。LUXという会社と同じバス会社です。
ちがうのは飲み物のサービスがあるかないかだけ。

事前にネットでリガまで4.5時間の距離を10ユーロで購入してました。安っ!
早めに取るともっと安いみたいです。

車内には、座席に映画や音楽が聴けるエンターテイメントシステムがあり、WiFiも飛んでます。トイレも付いてます。快適です。
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途中1回休憩がありますが、タバコ休憩のようです。
ヨーロッパに来ていつも思うのが、喫煙率の高さ。
嫌煙家にとっては嫌な一面です。


快適な旅で、あっという間に到着です。
リガに着いたら天気がいいーー。

鬱々してた気分が晴れるような気分です。
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バスターミナルの向かい側には市場がありました。トラムも走ってます。駅も近いです。

小さくまとまったてて便利そうな街です。

タリン 旧市街の散歩がとてもいいかんじ

タリンの旧市街はふら〜っと歩いて周るのにちょうどいいサイズ。

 
我々はふとっちょマーガレットと名付けられた塔から散歩を開始しました。
 
城壁に囲まれた街は中世の雰囲気が漂いい感じです。どの道を歩いてもいい雰囲気がいい。
 
タリン到着時に港においてあった観光案内地図とガイドブックにある観光ポイントを見て歩いてみました。
 
まずは、近場のアレフ教会。タリンで一番目につく高い緑の屋根の塔が目印。
 
教会の中は無料で入れます。塔に登る際は2ユーロかかります。
久しぶりの教会見学に心癒されます。
 
この教会は巨人伝説があり、その巨人の名前がアレフといい、その亡骸の像が外にひっそりあります。像は小さく巨人ならもっと大きくつくってほしかった。
 
なかなか高い塔。すり違えるのもやっとの細い螺旋階段をひたすら登ります。
 
途中、話をしながら登っているうるさいロシア人と思われるおばさま2人がバテていました。喋ってるから疲れるんです。
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教会の塔の上からの景色はとても見晴らしがよく、旧市街を一望できます。

天気が良くないのが残念。

ここからの景色が一番でした。
 
 
 
他にも幾つかの見所があります。
 
 
幽霊が出るという道。
どことなくひっそりしてますが、知らなければただ通り過ぎそう。
 
悪魔の結婚式があった家。最上階の1箇所だけ窓枠が古めかしいけど真相はいかに。
 
 
猫が生贄で落とされていた井戸。閉じられてて中が覗けないのが残念。
 
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世界最古の薬局(現在も営業中)

いろいろな古い”薬”の材料が展示されていました。面白いです。

 

 
初めてロシア正教の教会に入ってみました。詳しくないですが、作りやデザイン、宗教画がギリシャやトルコで見たものに通ずるものを感じました。
結婚式が厳かに行われていました。質素だけれど、神聖な感じが漂う式でした。
写真が撮れなくて残念。
 
聖ニコラス教会の博物館にも入ってみました。
焼けて建て直されたらしいですが、古い絵が残っています。ここで1番の見所は絵。
 
 
ここでも、ビックリしたのが日本人の多さ。団体から個人までたくさんの日本人とすれ違いました。
バルト三国は日本人に人気のようです。
 
この町はホラーなものがいろいろあるようです。中世の雰囲気といい感じに調和されてました。
 
楽しい街歩きでした。
半日〜1日あれば見て回れてしまいます。
 
 
 

ヘルシンキからタリンまで休まず移動します

7:06 ヘルシンキに時間通り到着。

次はこのままエストニアのタリンまでフェリーで移動します。

ヘルシンキ中央駅の目の前のトラム乗り場から9番または6T番のトラムで港まで移動します。

トラム乗り場にチケット販売機があるので、トラムのみ用のチケット2.5ユーロで購入。
あまり時間がないので急ぎます。
手元が狂い間違ったボタンを押したところで奥さんの「あーイライラするぅ」
怒号が飛び交います。そんなに焦んなくたって、、、

辺りはまだ暗く寒々しいです。
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今日乗る8:30出発のフェリーは8:00までに購入、チェックインが必要。

フェリーターミナルはトラムの終点にあります。
トラムを降りてダッシュしたおかげで、ターミナル二階ある窓口に早めに並ぶことができました。


7:45フェリーに乗り込みました。
間に合った!!!


1人26ユーロ。
窓口で買うと5ユーロの手数料がかかるのでオンラインがいいです。
我々は間に合わなかったことを想定して窓口で買いましたが、意外と余裕があったのでオンラインにしとくんだったとちょっとだけ後悔。

フェリーの中はゆったりしてます。キレイです。
でも、案内がないのでどこに座ればいいかわかりませんでした。
他の乗客についていくと、レベル8に座るところがありました。

このレベル8にバーのようなところが何箇所かあり、そこかしこにある席に乗客が座るというようなスタイル。いわゆる座席というものがないようです。
適当に陣取ることに。
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船内にはカフェテリアや売店もありなかなかです。
デッキフロアもありますが、寒いからか誰もいませんでした。
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全く揺れません。船に乗ってることをわすれそうです。
それにまたしても、フリーWi-Fiがあります。さすが!!

乗客は皆、カウンターで飲み物を買って飲んだりしてます。誰も持参して食べ物を食べてる人がいないので、空気を読んでお腹が空いてるけどガマンします。

タリンまで3時間ほど。
なかなかの船旅。