ワルシャワの地下鉄で最寄駅をスルーされる
ヴィリニュスからワルシャワに到着。
10時間。一段と長いバス旅でした。
ヴィリニュスの街は思ってたよりずっと良かったです。二泊でちょうどいい感じでした。
それにしても、最近移動ペースが早い。
2日毎に隣の国に移動してます。
ヴィリニュスを朝出てきたはずなのに、ワルシャワに到着した頃にはすっかり暗くなってました。
そして、青空だったヴィリニュスから一転ポーランドはどんより。霧雨。
そして、何より東欧の旧市街の古いイメージだったけど、ワルシャワ都会すぎます。
高層ビルがたくさんあります。
何故か仙台に似てるような気がします。
バスはバスターミナルではなく、マルモントという地下鉄の駅に止まり、そこで降ろされました。
地下鉄の一回券を渡され有無を言わさずです。こんな小ハプニングは旅には"よくあること"です。
地下鉄、かなりきれいです。当初降りるはずだったバスターミナルより宿まで行きやすかったのでよかったです。
このまま宿の最寄駅まで向かってしまいます。
地下鉄に乗り込み、どれ、この駅で降りなければ、そう立ち上がったら、なぜかその駅をスルーされました…あれっ?
こんな小ハプニング旅では
"よくあること?"です。
仕方なく、ひとつ先で降りて戻ることに。
反対側の電車はすぐに来ました。
乗り込んで、発車。
どれ、降りるか、と思った瞬間、
…また、スルーされました。
こんな小ハプニングはよくあること、、、と思っていたら、奥さんがイライラし出しました。
堪忍袋の尾の長さが違うみたいです。
「まあまあ、最寄の駅で何かあったんだよ。次だめだったら、その先の駅から歩いて行こう」
この一言でとりあえず奥さんの出火は免れました。
また、降りて向かい側のホームから最寄駅方向に乗り込みます。
そこに車内アナウンス。最寄駅の名前でなんとかと何やらポーランド語で言ってます。
それにしても、ポーランド語。聞こえてきた言葉をマネしようと思っても発音できません。文字も大体アルファベットなのに読めそうにもありません。
奥さんが近くに座っていた地元の女性に英語で聞いてみると、アナウンスをちゃんと聞いてなかった様子で、
「何故かわからないけど、その駅には止まらないみたい」とのこと。
やっぱり電車は最寄駅をスルーしようとしてます。
駅を通りすぎているそのときです。
はっ!!!
何か見えました。
警察官3人が、椅子に置かれた黒いバッグを遠巻きに囲んでます
どう見ても不審物です。
やばい?やばいかも!!!
爆発してしまったら??と瞬時に焦りましたが、
何事もなく通り過ぎました。
こんな小ハプニングと呑気なこと思ってましたが、もしもやばいやつだったらと思うと、、、
幸い何事もなく駅に到着。
外は霧雨。
一駅分距離が遠くなりましたが、なんとか宿に到着したのでした。