リガは思ったより小さめの街でした
今回は一都市二泊くらいの予定でバルト三国と東欧を周ろうとしている我々です。
リガは小さめの街です。バルト三国とひとくくりにしてもやっぱりそれぞれ違う国で、タリンと比べてリガの雰囲気はまた違ってました。
歩いてもわかりましたが、教会の塔に登ってみると、とても平らな街で、そして、小ぢんまりしてました。
某ガイドブックに聖ペトロ教会の塔に登らないと観光は始まらないという言葉から、1都市につき有料で入れるところは1箇所オッケーという夫婦の暗黙のルールから入場料 ひとり9ユーロで登りました。
感想はまあまあ。登るだけでこの値段高すぎる気がしましたが、あまり損した気分にはなりませんでした。
街は本当に歩きやすかったです。
教会や古い面白い形の家が並んでました。
半日くらいで見てまわれてしまいました。
リガで一番よかったのは、スーパーマーケット。かなり安いです。
中でもソーセージ。
ものすごくいい歯ごたえのプリッとしてかなり美味しい直径3センチ長さ10cmくらいのが6本入ってて2ユーロほど。なんてすばらしい。
旅をしてると他の国とスーパーマーケットでの値段を比較してしまいますが、これまで一番高いと思ったのはアメリカ。ダントツです。その次は、香港、オーストラリア、日本、ニュージーランド、グアテマラ、アルゼンチン、、、といった感じです。何を買うかにもよりますが。
ヨーロッパは国にもよるのでしょうが、南米や東南アジアの方が高いような気がします。
タリンからリガまで移動しました
エストニアのタリンからラトビアのリガまでバスで移動しました。
まずはその移動について。
バスターミナルは街の南西にあり、2番トラムで移動ができます。
いつもチケットの買い方、降り方そういうのを考えると初めて乗るとき緊張します。
こういう市民の足を利用して初めてこの街に馴染んだ気がしますが、もうお別れです。
タリンではトラム1回券を運転手から購入して乗り込みます。一日券などもあるらしいですが利用しません。
一番前のドアから乗り込んで、運転手から買おうと思ったら、運転席のドアに窓がなく声をかけようがない感じ。
どうしたらいいかわからず、とりあえず運転席の後ろをノックしてみました。
そしたら、運転席の後ろの扉の下にある小さな小窓(下の写真のドアの真ん中の正方形の小さなオレンジ部分)の部分を指差されました。
この小窓にお金を入れればいいようです。
タリンのトラムの料金は1人1回2ユーロ。少し高めです。
チケットを発券してくれますので受け取ります。
ここもヨーロッパによくあるチケットを持ってれば買わなくていいというタダ乗りしようと思えばできそうなスタイルです。
しかし、我々夫婦はこれまで様々な都市で検札官が乗り込んで確認されたことがあります。
買い方がわからず、チケットを買うのも面倒だと思えこともありますが、いつも魔がささなくてよかったとホッとします。
今回は検札官乗ってきませんでした。
10分ほどでバスターミナルに到着。
トラム乗り場からすぐに見え、ここで降りる人もほとんどがバスターミナルへ行くようです。
今回、リガまで利用したのはSIMPLEというバス会社。LUXという会社と同じバス会社です。
ちがうのは飲み物のサービスがあるかないかだけ。
事前にネットでリガまで4.5時間の距離を10ユーロで購入してました。安っ!
早めに取るともっと安いみたいです。
車内には、座席に映画や音楽が聴けるエンターテイメントシステムがあり、WiFiも飛んでます。トイレも付いてます。快適です。
ヨーロッパに来ていつも思うのが、喫煙率の高さ。
嫌煙家にとっては嫌な一面です。
快適な旅で、あっという間に到着です。
リガに着いたら天気がいいーー。
鬱々してた気分が晴れるような気分です。
タリン 旧市街の散歩がとてもいいかんじ
タリンの旧市街はふら〜っと歩いて周るのにちょうどいいサイズ。
我々はふとっちょマーガレットと名付けられた塔から散歩を開始しました。
城壁に囲まれた街は中世の雰囲気が漂いい感じです。どの道を歩いてもいい雰囲気がいい。
タリン到着時に港においてあった観光案内地図とガイドブックにある観光ポイントを見て歩いてみました。
まずは、近場のアレフ教会。タリンで一番目につく高い緑の屋根の塔が目印。
教会の中は無料で入れます。塔に登る際は2ユーロかかります。
久しぶりの教会見学に心癒されます。
この教会は巨人伝説があり、その巨人の名前がアレフといい、その亡骸の像が外にひっそりあります。像は小さく巨人ならもっと大きくつくってほしかった。
なかなか高い塔。すり違えるのもやっとの細い螺旋階段をひたすら登ります。
途中、話をしながら登っているうるさいロシア人と思われるおばさま2人がバテていました。喋ってるから疲れるんです。
ここからの景色が一番でした。
他にも幾つかの見所があります。
幽霊が出るという道。
どことなくひっそりしてますが、知らなければただ通り過ぎそう。
悪魔の結婚式があった家。最上階の1箇所だけ窓枠が古めかしいけど真相はいかに。
猫が生贄で落とされていた井戸。閉じられてて中が覗けないのが残念。
結婚式が厳かに行われていました。質素だけれど、神聖な感じが漂う式でした。
写真が撮れなくて残念。
聖ニコラス教会の博物館にも入ってみました。
焼けて建て直されたらしいですが、古い絵が残っています。ここで1番の見所は絵。
ここでも、ビックリしたのが日本人の多さ。団体から個人までたくさんの日本人とすれ違いました。
バルト三国は日本人に人気のようです。
この町はホラーなものがいろいろあるようです。中世の雰囲気といい感じに調和されてました。
楽しい街歩きでした。
半日〜1日あれば見て回れてしまいます。
ヘルシンキからタリンまで休まず移動します
7:06 ヘルシンキに時間通り到着。
次はこのままエストニアのタリンまでフェリーで移動します。
ヘルシンキ中央駅の目の前のトラム乗り場から9番または6T番のトラムで港まで移動します。
トラム乗り場にチケット販売機があるので、トラムのみ用のチケット2.5ユーロで購入。
あまり時間がないので急ぎます。
手元が狂い間違ったボタンを押したところで奥さんの「あーイライラするぅ」
怒号が飛び交います。そんなに焦んなくたって、、、
辺りはまだ暗く寒々しいです。
今日乗る8:30出発のフェリーは8:00までに購入、チェックインが必要。
フェリーターミナルはトラムの終点にあります。
トラムを降りてダッシュしたおかげで、ターミナル二階ある窓口に早めに並ぶことができました。
7:45フェリーに乗り込みました。
間に合った!!!
1人26ユーロ。
窓口で買うと5ユーロの手数料がかかるのでオンラインがいいです。
我々は間に合わなかったことを想定して窓口で買いましたが、意外と余裕があったのでオンラインにしとくんだったとちょっとだけ後悔。
フェリーの中はゆったりしてます。キレイです。
でも、案内がないのでどこに座ればいいかわかりませんでした。
他の乗客についていくと、レベル8に座るところがありました。
このレベル8にバーのようなところが何箇所かあり、そこかしこにある席に乗客が座るというようなスタイル。いわゆる座席というものがないようです。
適当に陣取ることに。
デッキフロアもありますが、寒いからか誰もいませんでした。
それにまたしても、フリーWi-Fiがあります。さすが!!
乗客は皆、カウンターで飲み物を買って飲んだりしてます。誰も持参して食べ物を食べてる人がいないので、空気を読んでお腹が空いてるけどガマンします。
タリンまで3時間ほど。
なかなかの船旅。
ロヴァニエミからヘルシンキまで電車で移動
ロヴァニエミからヘルシンキまで電車で戻ります。
それにしても、ロヴァニエミ寒い。日に日に気温が下がってるようです。
中心部から15分位かけて駅まで歩いて来ましたが、耳がちぎれそう。
フィンランドの鉄道会社の名前はVR。
どことなくロゴも名前もJRにそっくり。親近感がわきます。
今回乗る電車は
ロヴァニエミ17:52発⇨ヘルシンキ翌7:06着で、およそ13時間半の長旅。
早めにネット予約したため、全席指定の座席で40ユーロほど。安いです。
これが、寝台だと60ユーロくらいで乗れます。それでも安いです。
しかし、バジェトトラベラーなので、ケチって座席にしました。
日本人の他の旅行客もお見かけしましたが、皆様はやはり寝台のようです。
思いの外、座席は広いのですが、照明が明るくて、、、そして、夜中走り続ける列車なのにこまめに駅に止まり止まるたび目が覚めます。
でも、アイマスクと耳栓でなんとかいけます。
それでも、なんとかコロコロキャリーを乗っけました。
そして、車内では無料Wi-Fiが飛んでます。さすが!!
こうやって、ブログもできてしまいます。
やっぱりバスよりスペースが広くて快適に移動です。
車窓からオーロラ見えないかなぁと思いましたが、何も見えませんでした。
ロヴァニエミ 10月のオーロラアタック
ロヴァニエミに来た目的。
それは、オーロラ。
この到着してからというもの、暗雲が立ちこめてます。天気予報とにらめっこして、ツアーに参加するかどうか迷ってました。
迷った挙句、滞在期間中晴れの予報が出ている昨夜、日本人向けオーロラ観測ツアー”モイモイ号”に申し込みました。かわいいひびきのネーミングです。
ちなみに、このモイモイ号、当日空きがあれば現地デスクで申し込みができます。
一人85ユーロとバジェットトラベラーには痛い出費ですが、せっかく来たので賭けに出ました。
この日ももちろん朝からくもり。午後の2時頃から晴れるとの予報でしたが、3時になってもくもり。天気予報をみると5時になると晴れると下方修正。
午後5時になってもくもり。すると午後8時に晴れると下方修正。
20:00とうとう出発の時間。
この時間になっても曇ってました。
自称、’晴れ女’の奥さんも今日ばかりは自信がなさそうです。
モイモイ号はいつもは12月から催行のツアーとのことですが、今年は10月から開始したとのことです。参加できてよかったですが、雲が。。。
ほぼ満席のモイモイ号。久しぶりに外国で日本人に囲まれて変な気分です。女性が大半です。こんなに北の果てのようなところに日本人が多くくるとは知らなかった。ロヴァニエミの街を歩いてても、小さな町なので日本人と遭遇します。
およそ40分ほどでなんとかという湖のほとりの小屋に到着。
この湖畔で観測をします。この日の気温は約3℃。
北極圏の割に高めの気温ですが、それでも寒いです。
到着後、小屋の中でお茶とお菓子の軽食と薪で自分で焼くソーセージをいただくことができます。
半ば天気が悪いので諦めて、飲み食いして暖かい小屋の中で過ごしました。
22:00頃重い腰を上げて、外へ。
観測の時間は23:30まで。ほぼ希望なしのような曇り空。しかし、せっかく来たので時間までひたすら空を見上げて待ちました。
・・・・ひたすら、空を見上げ待ちます。
残念ながら、晴れることはありませんでした。体が芯から冷えました。温泉入りたい。
自分はなんだかんだ言っても、運がいいと思ってたのに。
せめてもの救いは、日本からわざわざオーロラを見に来たのに見られなかったのは自分たちだけではないということ。
ツアー参加の人の中には、5日間オーロラアタックしたけれど、結局見られなかったという人もいるくらいですね。
我々は甘いです。本気度がちがいます。
でも、また来る口実になるので、これでいいかということにしたいと思います。
<当日のモイモイ午後の予約方法>
市内中心にあるSanta's Hotelのロビーにて、午後2時から受付してました。
空きがあれば、参加できます。
2016.OCT11 フィンランドのコーヒー ロバーツコーヒーで一息
フィンランドのスーパーに行ってみると思いの外、コーヒーの種類がたくさん。
そこでググってみると、フィンランドはコーヒー消費量世界一とのこと。
知りませんでした。
コーヒー好き、フィンランド好きの自分にはたまらないコンビネーションです。
そんな仕事ができたら、いいなぁ。
スーパーで見たコーヒーの種類に、コーヒー好きには心踊りますが、長期旅でこのまま日本まで旅の間、持ち続けるを考えるといつも買わずじまい。
南米を旅してたときも、コーヒー豆の産地を転々としたのですが、荷物になることを避けてあまり買えませんでした。
でもここで、ひとつだけ買ってくことに。
いかにもフィンランド。国旗の色と同じ配色のパッケージ、さすがです。
日本よりだいぶお安く買えました。
そうそうヘルシンキで、このロバートコーヒーでコーヒー飲んでみました。
まろやかです。外が寒かったのでホッと一息できました。
コーヒーが生活に根付くっていいですね。フィンランド。
最近、日本でもコンビニなんかでも美味しいコーヒーが飲めるのでまさにコーヒー天国。自分のお気に入りのカフェを見つけるのもいいですね。