40歳からの新しい体験

2015年11月から約1年間の旅の記録とその後、初めての経験を記録

day130 メキシコシティで日本人宿に泊まってみる

メキシコシティにいます。一週間滞在予定です。

来るまで知らなかったのですが、ここは標高2240mあるらしいです。夏でしかも日本の主要都市よりもはるかに南にあるのに涼しく過ごしやすいです。


■日本人宿 サンフェルナンド館
久しぶりに日本人宿に泊まりました。
メキシコシティには有名な日本人宿が2件あるらしいです。評判の良さそうなことその1つサンフェルナンド館に泊まってみることにしました。
宿泊前日、電話で共用バストイレのツインルームを予約しました。

午前11時に宿に到着しましたが、宿泊客のひとりと思われる日本人女性にチェックインの対応をしてもらいました。
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カギと部屋番号を教えてもらい、あとは注意事項とWiFiパスワードが書かれた用紙を読みます、名前とパスポート番号をノートに書いて終わりの簡単な受付でした。
今まで長い旅をしてきて、一番適当なチェックインでした。

宿は地下鉄のHidalgo駅に近く立地は悪くないです。3階まで吹き抜けの作りになってます。なかなかオシャレな感じ。部屋も清潔でキレイです。
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共用バストイレは一階の二階に2箇所ずつで、滞在中はほぼ待たずに使えました。が、使う人が多いからか多少汚れています。

長期滞在者も多く、中でも日本から武者修行に来ている若手レスラーが数名滞在しているようで吹き抜けの手すりに練習用具か商売道具かわからない使うと思われるマスクやサポーターの洗濯物が干されたりします。


キッチンは一階にありましたが、長期滞在中の方が主に使われているようで、食器の数も少なく空いている時間帯に使わさせてもらう感じで少し窮屈な気がしました。

夜はレスラーの方々が楽しく一階の共有スペースで語り合っており、朝はその他旅行者さんが語り合うというような感じで、建物が吹き抜けになってるので朝晩は少し賑やかになります。

われわれが滞在した時は、長期の旅人はあまりいなく短期で日本から来ている人が多いようでした。

また、プロレス好きな人になたまらない宿のようで、宿の近くでも試合があるらしくそれを見るためだけに来たという人も。その人いわく、新日本の若手もここに泊まっていてテンション上がってるらしいです。

朝食は一階の共有スペースにパンとスクランブルエッグが入ったタッパー、バナナが置かれていますので自由に取ってたべるスタイルでした。

果たしてこの宿にどのくらいの人が滞在しているのか不明でしたが、パンはなくなった後、誰もいなくなった頃に密かに補充されるようです。いつ食べられるかわからないので早く行かないと生存競争に、負けてしまいます。

欧米人がいる宿の場合、共用スペースを占領され使えないことが多いのですが、日本人は自室にこもる習性がある上、空気を読むので共用スペースや共用バスも待たずに使えるのがいいです。

ただ、部屋は居心地は悪くはないのですが、部屋からバスルームまで遠いこと、地理的に日本から直行でも来れる場所なので、我々長期の旅人とはちょっとテイストの異なる人々の中にいるのがちょっと複雑だったこと、キッチンが思いの外使いにくかったこと、朝食の生存競争に勝てなかったこと、長期滞在者に遠慮して気を使ってしまうこと、そして共用バストイレの部屋なのに市内の他の宿と比べると我々にとっては割高だったので2泊で他の宿に行くことにしました。

ここまで書くと決して悪口を書いてるように聞こえますが、決してそういう訳ではありません。日本語が通じる宿なので、よかったです。

この宿のオーナーはメキシコ人女性で宿を出る前日、精算のため彼女一家の住む部屋を訪れたとき初めてお会いしました。

とても気さくでステキな女性で、日本語も日本人と話してるくらい堪能な方でした。