40歳からの新しい体験

2015年11月から約1年間の旅の記録とその後、初めての経験を記録

day40 ロンダのホテルで閉じ込められる

スペインの滞在は残すところあと2日。


ロンダからセビーリャへバスで向かう。
昨日、夕方に10時発のバスを予約していた。

身支度を整えて部屋を出ようとしたら、開かない!!鍵が回らない。なぜ?!
逆に回しても、ノブを回しながらやっても、力ずくで回そうとしても、鍵を入れ直しても回らない。

部屋を出られなくなり、あと30分でバスの時間という焦りでどうしたらいいかわからなくなる。
部屋に備え付けの電話で、フロントに電話しようとしても電話がつながらない。
今度は、携帯で宿の番号にかけてみても誰も出ない。

やれるだけのことはやった、、、あとはもう少し待ってから電話をかけるのみ、、、そう諦めかけた時、自分以上に焦った妻がヘルプ!ヘルプミー!!!サムバディー!!!窓の外に向かって大声を出し始めた。

強行手段にでたのだ。

焦りはしたが、まあ、次のバスに乗ればいいと諦めていた自分をよそに妻はかなり焦って泣きそうな声を出しながら声をあげて助けを求めた。

女が強盗に襲われていると思われたらどうしよう、、、真っ先に思ったのはそれだったが、誰か来てくれらばいいやと思いさせるがままに。

声は届かなかった。というより、英語が通じない?

次に妻がとった行動はドアをガチャガチ


ャ。どうしていいかわからず、ガチャガチャドンドンドアを叩いた。すると、誰かが部屋の外に。

ドアが開かないんです。鍵が回らないんです。助けてください。となんとか英語でいう。

One moment! 

ホテルのスタッフがそう言って急いで鍵をフロントに取りにいった。すぐに戻ってきたそのスタッフが外から鍵を開けてくれてやっとドアが開いた。
何が起きたか一部始終伝えると、本当に開かないか試そうとする空気を読まないスタッフを止めて、そう思って2人でスタッフを制し、時間がないから早くチェックアウトしたいといい急いでホテルをあとにした。

バスターミナルが近くてよかった。間に合うことができた。

これで1日分のエネルギーを使った気分に。



昼過ぎにセビーリャに到着。荷物を置いて旧市街を適当に散策。
その昔、大航海時代の栄華の匂いが今もプンプンする街並み。
もうアンダルシアの似た雰囲気に飽きたしまったので軽く観光しただけだった。
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