40歳からの新しい体験

2015年11月から約1年間の旅の記録とその後、初めての経験を記録

2016.MAY23 アルハンブラ宮殿当日券ゲット!! 朝一で見学

昨日の教訓と事前調査に基づいて当日券を確実に手に入れるべく
早朝からアルハンブラ宮殿チケット売り場へ。

 

昨日の調査

owesome10.hatenablog.com

 

 
 
AM5:00 起床
アルハンブラ宮殿チケットのために、早起き。
5:30に出発、まだ暗い中、歩いて宮殿前のチケット売り場へ。
途中、足の長い白人の何人かに抜かされました。
知っている人はやはりこの時間から並びに行くようです。
 
 
AM5:55 列に並ぶ
アルハンブラ宮殿のチケット販売場所は2箇所。
「チケット売り場窓口」とチケット売り場前の土産物売り場のその奥にある「チケットマシン」の2箇所で購入できます。
 
昨日の調査とネットによる事前調査により、チケットマシンによる購入のほうがいいと判断していましたが、ここはスペイン何があるかわかりません。
チケットマシンが何らかの原因で上手く作動しなかったなどあるかもしれません。
リスク分散のため自分はチケット窓口、妻の麻はチケット窓口に並ぶこととしました。
 
窓口にはすでに30人ほど。マシンの方は1番のりでした。
 
チケット販売時間8:00までの2時間ひたすら待ちます。
寒いです。5月といえど、朝は冷えます。
 
 
6:00  ひたすら待つ
6時を過ぎると少しずつ列が伸びてきました。
マシンの方の列は、6:30くらいまではさほど並んでいません。知らない人が多いのでしょう。
 
朝6時頃が一番寒いようで周囲の人は震えていました。
中には、ノースリーブのワンピースなんかできている強者も。自分は事前調査で5月で日中30度になっても10度くらいまで下がり相当寒いらしいとのことでダウン持参だったので、さほど寒い思いもしなかったのでした。
 
ひたすら待っていたが、前に並んでいた60歳くらいの欧米人ご夫婦が話しかけてくれ、話をしていて待つのが苦ではなかったので幸いでした。特に奥さまのほうが話好きの人で。
というものの、ご子息が日本人女性と結婚して日本に住んでいるようで、日本にも何度か行ったことがあって、日本人の自分に親近感を持ってくれたのでした。
ベルギー人の旦那さん、奥さんはメキシコ人で、二人の共通言語はフランス語のようだったけれど、英語も堪能で、奥さんの方は、スペイン語が母国語でそのほかオランダ語も話せるらしいです。その上、日本語の単語もいくつか知っているようで、ここで本物のマルチリンガルの人を初めてみたのでした。
 
スペインに来てとみんなスペイン語しか話さないから大変なんです
と言ってみたら、
スペイン語はたくさんの国で話されている国際言語なんだから、あなたが勉強したほうがいいわよ
と優しくアドバイスしてくれました。そのとおりです。
ご夫婦と英語で会話していたが、久しぶりに長い会話で英語を使い、ますます自分の英語が退化していることを実感してしまったのでした。なかなか単語が出てこないんです。まずい。
 
AM7:00
7時を過ぎると、もはや窓口では購入できないほどの人が並んでいました。
数百人はいるでしょうか?
マシンの方もそれなりならんでいましたが、窓口よりは少ないです。
7時を過ぎると薄明るくなり、チケット窓口入り口の上部に設置されたモニターに本日のチケットの数であろう数字が出ていました。
 
見てみると、
GENERALチケット(宮殿含めて全部) 午前137枚、 午後111枚
GENELIFEチケット(宮殿以外全部) 午前138枚、午後245枚
だそうです。
 
窓口に並んでいる人は買えない人もでると思います。
そして、窓口にはすでにネットなどで予約購入していた人のチケット受け取りの列が並行して7:30頃からできていました。
 
 
AM8:00 待ちに待った販売開始
窓口が開き、先頭の数人が入っていきます。
いよいよと思っても5分経っても、当日組の窓口の列は進まない。
事前購入のチケット受け取りの列はそれなりに進んでいるのを横目に焦りました。
 
そして、数分後、麻が戻ってきました。
チケットゲット!!!! 宮殿も一番早い入場時間8:30。
 
この時点で、まだまだ列は進みません。やはりチケットマシンの方が早いみたいです。
一緒に並んでいたご夫婦にチケットゲットを報告すると喜んでくれ、握手をして列を離れました。
 
チケットを持つ我々に列で並んでいる人の恨めしそうな感じの痛い視線が降り注ぎます。
このまま、宮殿敷地入場入り口に並びました。先頭から2番目でした。
 
チケット窓口が見えたが、列の前にいたご夫婦はまだまだチケット窓口に到達できていませんでした。チケットマシンのほうは確実に進んでいるようである。
 
ああ、並んでいる間に、あのご夫婦にもっと親身にマシンに並んだほうがいいよと全力で伝えてあげればよかった。
 

 チケット入手方法(私の場合)

owesome10.hatenablog.com

 

 
AM8:15
開園。チケットを見せて、宮殿にまっしぐら。
前日に宮殿以外を時間をかけてみたので、他にはもう用はありません。宮殿の位置もバッチリ。
 
宮殿の入り口へいくと、こちらはあと数分で入場。
一番乗りのカップルがいました。何時から並んだのか聞いてみると、7:30だそうです。彼らは2月にチケットを購入していて、当日一番乗りできるように早めに来たらしい。こんなに入手困難なチケットだったからか、興奮していたご様子。
 
こちらが、当日券のために朝6時から並んでいたと伝えると、
「チケット手に入れるなんてラッキーだね」
と言ってくれたのでした。
そのカップルの話では、チケット窓口の一番乗りの人は3:30から並んでいたとのことです。なんと。
 
 
AM8:30 宮殿入場
ほぼ人のいない静かな宮殿に入ります。他の観光客がいないので綺麗な写真が撮れます。美しいモザイクの壁と天井。イスラム文化の結晶だ。
 
でも、思いの外、質素。
家具や調度品は博物館などにある。壁や天井、宮殿内の庭を眺めます。
苦労して得たチケットだったので、余計に美しく見えた。日中の強い日差しではなく、朝の日差しなので柔らかくも見えました。
ライオン宮
時間をかけてゆっくりとゆっくりとみました。
全て見終えて外の庭園をみると、バラをメインとした色とりどりの花がありキレイです。
 
 
宮殿を出たあと、円形の建物の1Fの博物館を見に行きます。
ここに3つの展示があるようで、調度品を収めたところとファインアートを展示している2階の部分は月曜で閉まっていました。残念。
宮殿一見の価値はあったが、当日チケットを手に入れる苦労を考えると...やはりネットで事前購入すべきですね。
GENERALIFEチケットで見れる範囲でも十分満足したというのがとりあえずの感想です。
庭園とグラナダの街を一望するというのが一番いいアルハンブラ宮殿の見方だと自分は思います。
 
しかしながら、敷地は広く、今回我々は2日かけて全部ゆっくりみることができたので、余分にお金をかけてしまったが結果的にはよかったです。
大満足でした。二日かけてみたおかげで体力的にもよかったです。
 
列で話をしたご夫婦、チケットを手に入れただろうか、、、それは最後まで気になりました。
 
AM11:30
アルハンブラを出て、旧市街へ。
ケバブを買って、ベンチで食しました。そのあと、カテドラル周辺のアラブチックなものを売っている店が並んでいる通りなどをぶらぶら。
 
PM1:00 
宿にもどって休憩。昼寝。
 
PM3:00
アルハンブラを小高い丘から一望できる教会へ行く。その途中、ジプシーたちが住むというフラメンコなども見られるというサクロモンテ地区に立ち寄る。あまり治安がよろしくないらしい。
特に何もなかった。
 
アルハンブラの西側にある丘の上にあるサンニコラス教会の展望台からの景色。
遠くに山々が見えて美しい景色が見られます。おすすめです。

 
長い1日でした。
 
先ほども書いたけれど、昨日間違って手に入れたチケットのせいで昨日と本日の二日でアルハンブラ宮殿を見たが、結局は二日かけてみることでよりじっくり見られて良かった。
オススメです。