40歳からの新しい体験

2015年11月から約1年間の旅の記録とその後、初めての経験を記録

day23 アテネからデルフィへ デルフィ遺跡観光

ストライキで足止めをされてか3日間。ダラダラとこのところ9時近くまで寝てしまっていた。やっと脱することができるので、今日は早めに起きる。この寝るだけ専用B(&B)ともお別れだ。
昨夜、蚊に刺される。なんて宿だ。掃除もしないし。と思いながら、パンを食べて部屋を9時前にでる。
 
9:00
アテネ リリシオンバスターミナルへ
宿から一番近いメトロ駅ビクトリア駅へ歩いていく。近い。そのあとメトロで2つ先のAgios Nicolas駅までいく。ここから歩いて15分で着く。ターミナルはリリシオン通りのバス停があるあたりから、自動車整備工場の角を曲がって100メートルほど入った場所にある。
先週のうちに一度来た道なので迷わずリシオンバスターミナルへやってきた。ストライキは初めからなかったかのように終わっていたようでよかった。
窓口ですぐにデルフィ行きのバスの往復券を買う。一人32.8ユーロ。片道の場合、この半分の金額。バスは午前と午後に2便ずつ4往復しているらしい。週末だけ夜一本増えるようだ。
 
(以下は2016年5月の時刻表)
 
アテネ→デルフィ
7:30    10:30   15:00   17:30   20:00(金、日曜のみ)
 
◆デルフィ→アテネ
月~金5:30  11:00  16:00   18:45
土日 7:15   11:00   16:00   18:45
 
 
10:30
バスは時間通り出発。荷物も問題なく詰めこめる。案外軽装の観光客が多く日帰りなのだろう。
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12:15
休憩。フレンドリーカフェというところで停車。トイレ無料。15分ほど休憩して再出発。ここを出たあと、車内でチケットを確認された。
 
13:30
出発から3時間でデルフィに到着。
デルフィの手前の街の雰囲気が良かったがここには立ち寄らない。
眺めはすごい。高い山の上にある町。
 
デルフィは日本の通りがあるだけの小さな集落だった。でも、アジア人を見かける。人の数はさほどではなく、静かな村といった印象。
宿は通り沿いで崖側の方。景色が期待できる。
 
今夜の宿はホテルアテナ。ガイドブックにも載っている宿だった。
チェックインもスムーズ。すでに支払いも済んでいるので良かった。アテネの予想外の3泊宿と5ユーロしか違わずに、綺麗な部屋、朝食、素晴らしい眺望が付いている。ストライキさえなければ、、、、
 
部屋からの眺めは最高だった。目の前には岩でできた山と谷、遠くには海。心地よい風。辺りは静かでとてもリラックスできた。下は宿のテラスからの景色。
image
 
14:00
荷物を置き、ランチをしに行く。またリーズナブルなギリシャ料理。昨日と同じメニューを頼む。料金はほぼ同じだったが、ボリュームが、、、、まさか、サラダにピタパンがついてくるなんて。このピタは食べられなかったが、やはりグリークサラダのフェタチーズの塩っけと冷たい野菜、オリーブオイルとワインビネガー、美味しい。
かなりたべた。
 
14:40
レストランをあとにしてデルフィの遺跡に。
歩いて10分くらいで行ける。眺望のいいところに差し掛かったとき、前から来た欧米人のおじさんに、声をかけられ写真を撮ってくれと頼まれた。これを、バックにこの向きでと細かい指示をされてとる。
日本人?と聞かれて、中国人に間違われなかったのでなんとなく気分がよかった。
あっちにたくさん日本人がいたよ。と教えてくれた。
 
おじさんにこちらの写真も撮ってもらい、じゃあねと言って、遺跡の前に行くと中国人の集団。日本人は見かけた限り一組だけだった。
日本人と思ってくれてさっきのおじさんにとっては、この原色バリバリ環境破壊色を身にまとったノイジーボイスの集団でも、見分けがつかないのだろう。
 
15:20
遺跡でチケットを購入すると、付属の博物館は月火は17:00までで遺跡は20:00までなので博物館を先に見に行ったほうがいいと勧められた。
チケット一人12ユーロ。(遺跡+博物館)
 
博物館はアテネの考古学博物館にもあったような代物がたくさん展示されていた。しかし、すぐそこで発掘されたものばかり。変に古さや当時の息吹のようなものを感じた。
 
17:00
小一時間で博物館は見終わり、遺跡へ。
遺跡は山の斜面にある。
ここは3000年ほど前に栄えたところで、巫女が神託を受けて政治などに影響を与えていたという。お伊勢詣りのように当時の人々がここに参拝に来ていたらしい。
信仰という意味で当時大きな力を持っていたらしい。
 
遺跡に入ってみると、当時の建物の柱や壁の石などあり素晴らしい。何よりも遺跡からも見える遠くの景色がきれいで、見える谷をみると当時の人がデルフィが世界の中心で、世界のへそと呼んでいたのがわかるような気がする。
そして、あまり人が多くなく静かで遺跡を見る時もとてもゆったりと観ることができてよかった。
ちょっとした山登りのような遺跡見学で、一番上にあるスタジアムまではそれなりに体力が必要だった。
遺跡はゆっくり見て2時間ほど。遺跡のエントランスの外にでて、道路を少し下ったところに遺跡の一部の柱が並んでいるところに行く。オリーブ畑の中にあった。
 
19:00
歩いて宿に戻る。
小さなスーパーで水とクッキーとビールを購入。
部屋に戻って、ビールを飲みながら、バルコニーで夕陽に照らされる景色を眺めながらビールを飲んだ。
ビールは美味しかったが、酔いが回り、頭が痛くなり寝てしまった。
 
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デルフィの宿 Hotek Athina
評価 ★★★★☆
一泊 25ユーロ。ロケーションもよくテラスからの眺めは最高で朝食付きなのでとてもお得。予約後、カードで精算が自動でされ、チェックイン時にサインを求められる。バス降車場から歩いて10分以内で到着。地球の歩き方にも名前があった。シービューの部屋とそうでない部屋があり、眺めが違う。僅かな金額の差なのでシービューがいい。上の写真のような景色が見える。シャワースペースが小さいが湯量、温度など問題ない。エレベータなしで自分で持っていく必要がある。
 
 
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9:00 チェックアウト バスターミナルへ向かう
10:30 バスでデルフィへ出発
13:30 デルフィ到着
14:00 ランチ
15:20 博物館見学
17:00 遺跡見学
19:00 宿へ帰る
 
交通費(一人分)
地下鉄 1.4ユーロ
バス アテネ→デルフィ往復 32.8ユーロ
 
入場料(一人
デルフィ遺跡博物館+遺跡入場料 12ユーロ