day20 アテネ遂にストライキ発生！！！

本日は翌日の移動に備えて宿を変更する。そして、博物館などをみてゆっくりの予定。

11:00 チェックアウト。

今日は別の安い宿に来た。Bed and Breakfast Athensという10ユーロという破格の朝食金額を設定することで、朝食はほぼ誰も頼まないと思われる宿。最初の宿から歩いて15分くらいの場所だった。

いつものようにベルを鳴らすと、オーナーらしき男性（パトリックという）が出てきた。部屋とオフィスは別になっているようで、オフィスに最初くるように言われていたようだ。

部屋のある建物に案内されると、パトリックが、

「今日はどうやってきたの？よく来れたね。」といってきた。

なぜそんな質問をするのか、我々が思っていると、

「今日はストライキで地下鉄もバスも電車も止まってて、今からお客さんを空港まで送ることになって。今日はタクシーしか移動手段はないよ。」

といった。

我々は凍りつきながらも、なんとか、麻が

「明日、電車でメテオラへいくつもりなんだけれど・・・」というと、

「メテオラってどこかわからないけれど、今日は金曜で、日曜までは多分、地下鉄もバスも電車もうごかないよ」と簡単に言っていた。

どうもこうも、ないけれど、とりあえず、チェックイン時間は14時なので、部屋の準備ができたらメールをくれるとのことなので荷物を預けてでる。

11:45

アテネの鉄道の中心駅ラリッサ駅。を見てくる。

Strikeの文字。完全に諦めた。

なんとなく当日にメテオラ行きの電車のチケットは買ったほうがいいと判断していたので、買わずに済んだが、宿は予約済みだったのでキャンセルするしかない。ああ、、、そして、急いで同じアテネの宿２日分の予約を、とる。同じ安い部屋でしのごう。

そして、メテオラのホテルはキャンセルする。お金の払い戻しはなかった。残念。

12:00

しぶしぶ、仕方なくアテナの考古学博物館へいく。一人10ユーロ現金のみ。

博物館前にGWで滞在していると思われる日本人男性が一人でいたので麻が声をかけてみた。

「日本の方ですか？ストライキで電車もバスも動いていないようですが、知っていましたか？」

「そうなんですよ。外務省の話では日曜まで動かないみたいです。今日、日帰りでメテオラへ行こうと思ってたんですが、、、チケットの払い戻しも窓口があく月曜までできないらしくて。。。」

残念なGWである。しかも、明日、日本に帰国するらしい。払い戻しも出来ない上、明日、空港まで高いお金を出してタクシーで行くしかないのか。

互いに「お気をつけて～」といい男性は去っていった。

博物館、発掘された古いものがたくさん並べられていた。ほとんどは墓に副葬品なのだろうか。どうやらほとんどのものが紀元前のものらしい。あまりに古すぎてピンとこない。細かい細工が、施されている。こういったものを何千年も前の人が使っていたとは。青銅でできたものも多く見かけた。

その他、大理石の彫刻なんかもありじっくり見てないつもりだったが、一通り見て出るまで3時間くらいかかった。

個人のコレクションらしいエジプトの展示品もありこれも面白かった。

15:00

博物館で歩き疲れて、お昼も食べてないことに気づく。妻の麻はお腹が空くととても不機嫌になる。今日も、お腹空きすぎて考えられないとか言って思考を停止させ、何を話しかけてもトゲがある返しになる。早く何か食べさせないと！！！

ハンバーガーでもいいということになり、フランチャイズではないハンバーガー屋へ。ここで、コンボセットと書かれたハンバーガー２個とポテトと飲み物のセットと思われたものを注文した。炭酸の嫌いな麻は飲み物はいらないというので自分が飲めばいいと思いコーラを頼んだ。なんかうまく伝わらなかったようが気がしたが、とりあえず良しとして席に座る。

待つこと１５分。しばらくして運ばれてきたもの。

それは、ハンバーガー１個、ポテト、コーラ２つだった。でできた瞬間、麻の表情がかわる、、、私こんなの頼んでない。コーラなんて飲めない。と怒り出す。

どうやらコンボセットは2種類のうちどちらか１つのハンバーガー１個+ポテト+コーラのセットで、あえて頼んだコーラは追加として注文されたことになっていたのだ。

思い込み注文は恐ろしい。

コーラでお腹いっぱいになることは予想してたので、自分はポテトとコーラのみ、そしてハンバーガーは麻に食べさせた。麻は食べてる間、アテネのバカヤローこんなとこにあと3泊もするなんてとずっと言っていた。

2杯目のコーラは飲めなかった。こんな失敗もある。

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本日の行程

11:00 チェックアウト

11:30 宿に荷物を預ける

11:45 アテネ　ラリッサ駅を確認

12:00 国立考古学博物館