2016.MAY5 アテネでSIMカード購入
アテネにいます。
首の後ろにまたダニに噛まれたような湿疹がありました。
イタリア ソレントでの悲劇のダニ湿疹と同じ。
首の後ろだけ数カ所。一体どういうことでしょう。
ゆうべは10時間は寝ました。
昨日は歩き疲れて午後3時には宿に帰ってきてそれから一歩もそとにでなかったけれど、おかげで疲れが取れました。
それでも眠いです。
昨日の記事はこちら
昨日の洗濯物はほぼ乾いたので気分が良いものです。
10時過ぎに部屋をでて、昨日購入した共通券でいける遺跡にいくことに。
シンタグマ駅で、まずsimカードを買うことにしました。
路上販売での購入で問題なしでした。→詳細は本記事の下方に記載
隣の駅まで乗って遺跡を見てきました。
ローマンアゴラ、古代アゴラや墓地跡です。
アゴラとは市場という意味らしく、政治、文化、宗教の施設があった場所とのこと。ここも遺跡のそとからでも十分みることができます。
古すぎて、崩れた石があるという感じであまり感動はないですが、遺跡の上に町があると思うとロマンです。
それにしても、遺跡にはなぜ野良カメがいるのか?
昼は適当に入った店でまたピタを食べることに。だって安いんですもの。
今回で3日連続。
でも、イカが入ってます。そして地元価格3ユーロ。
次は、アテネ中心部にあるミトロポレオス大聖堂。
イスタンブールで見たような金色の背景に聖人が書かれていた絵。きれいな星空のような天井。そして、アヤソフィアの天井を見たときの気持ちを思い出しました。
ギリシャ正教の教会。アテネの人は信仰も強いらしく、何人もの人がお祈りに来ていました。聖人の絵に唇をつけて祈るのがスタイルのようです。
国会の前。警備兵の白いタイツと特徴ある靴が気になるよねぇ。
遺跡や教会を見た後は、次の目的地メテオラとデルフィの行き方を確認するため、リリシオンバスターミナルを確認してきました。行けそう。
やっぱり、よくわからない駅やバスターミナルは事前に確認するのが必須です。
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本日の行程
10:00 出発
10:30 SIM購入
11:00 ローマンアゴラ、古代アゴラ見学
12:30 昼食
13:00 古代墓地見学
14:00 大聖堂
15:30 バスターミナル下見
17:00 宿に戻る
交通費
メトロ 2回 2.8ユーロ
入場料
昨日の共通券を利用(5日間有効)
アテネでのSIMカード購入について
(2016年5月現在)
- 大手としては、Vodafone,Wind,COSMOTEの3社があるらしい
- アテネのSIMカードの購入は他のヨーロッパ諸国に比べて難しいとのこと。(携帯各社のブースが空港にない、そして街中にもショップがあまりないようであるとのこと。あっても休みだったりシエスタで閉まっていることがおおいということだった。)
- 地下鉄の駅の出入り口に携帯各社の販売員がいるけれど、路上販売なので信頼性が不明
我々は各社のサイトを見てみても、結局いくらなのか調べきれなく、アテネに行ってから決めることにしていました。
実際、アテネではネットの調べ通り、なかなか販売ブースや店舗を見つけることができなかったのでした。
しかし、やたらと地下鉄の出入り口にいる携帯各社の若い販売員だけは最寄り駅とシンタグマ駅の入り口で見かけました。
アテネ到着した時、もう遅かったからか19時頃には見かけない販売員たち。
翌朝、駅を利用した少なくとも朝10時頃にはここに立っているようです。
店舗は、結局なかなか見つけられずにいました。
路上販売に手を出すのを躊躇していましたが、いよいよSIMカードが必要になってきていたためアテネ滞在3日目にして、路上で購入することにしました。
宿の最寄駅の入り口にいた販売員に値段だけ聞いてみようと思いましたが、3社の販売員がいて、皆商売敵のハズなのに仲がいいように見え、ここで、なんらかの談合がされているように見えたので、ここでは買うのをやめ、町の中心シンタグマに行くことに。
シンタグマ駅出入口の販売員から購入
シンタグマに到着して、広場に出ようと階段を上ると、Vodafoneの赤いウインドブレーカーを着た綺麗なお姉さんがSIMカードはいかがと言ってきて、目があいました。
迷いはもうありません。
いくらするの?
と聞いてみました。
2種類のSIMカードの説明を早口で始めました。
容量が多い少ない、通話機能があるないなど説明をしてきていたが、**GBとか*ユーロとか数字をいろいろ言われ、頭が混乱。
”ギリシャに10日ほど滞在することとインターネットを主に使いたい”
といったら黒い方を進めてきたので、そちらのカードがよさそうなので購入。
後で知ったが、2種類の違いは以下のようです。
- Vodafone赤いケースに入った5ユーロのカード→2GBのデータ通信(30日間有効)
- CUと書かれた黒いケースの6ユーロのカード →2.5GBのデータ通信(30日間有効)+1週間有効のボーナス0.5GB
購入方法
必要なものはパスポートのみ。
お姉さんはパスポート番号や生年月日を書き取っていました。その他、デジカメでパスポートを撮っていました(タイではスマホで撮られたのでコピーを取っているのと同じかと推測)。
それと、父親の名前を聞かれました。
父親の名前を聞かれるのは、事前調査で知っていましたが、口頭で答えると適当に記入していたので、結局はどうでもいいらしいです。そのあと、お姉さんの端末でSIMカードをアクティベーションしてくれて、ちゃんと残りの容量がこれだけあるわよと見せてくれた。
SIMカードを自分のSIMフリー端末にセットして、APNの設定もお姉さんがしてくれてつながることを確認して終了。
あとはお金を払って終わりだった。6ユーロちょうど。
ちなみにSIMカードのサイズは3種類全部対応です。
結果、満足。
合計3GBを6ユーロで使えるなんて、なーんてお安い!
事前調査よりも安かった上、店舗を探す手間が省けて、
SIMカードを手にいれるのはかなり便利な街なのではと思うほどです。
特に防犯上問題があるようには感じませんでした。
キャリアについて言えば、COSMOTEについては情報がなく、WINDはあまり電波がよくないということも事前調査であったし、イタリアではWINDであまり速度が速くなかったので大手のVodafoneにしてよかったというのが感想。
購入後、いろいろ試した結果のうんちく
- 少しだけ通話料がトップアップされているらしい。
- 電話番号はSIMカードが入っているケースのバーコードの下に書かれている数字。
- Vodafoneアプリが提供されて利用状況の確認だどできるようだが、ギリシャのGooglePlayかApp Storeのアカウントがないとダウンロードできないようである。
- 事前調査の通りか、 LTE接続にはならなく3Gのようである。それでもちゃんと繋がり、それほど遅くないのでよしとする。設定で接続を3Gで固定しておいたほうがいいのは確かのようである。
- APNの設定は、internet.vodafone.gr のみである。
- デザリングもできる
- 残量や有効期限を確認するには、電話でダイヤルして英語で確認するか、SMSを送付して、Vodafoneサイトでユーザー登録してからログインして確認するかのどちらかのようである。(以下参照)
電話の場合:「1252」にダイヤルして、「*」を押して英語に切り替えをして、「1」を押すと確認できる。さらに「1」を押すと有効期限が音声で確認できる
SMSの場合::「1286」に「Y」というメッセージを送れば、返信がきて確認できる。
サイトで確認の場合:ユーザー登録、 http://www.vodafonecu.gr/en/ から REGISTERでユーザー登録を行い、ログインをすると、Balanceで残量等を確認できる。