40歳からの新しい体験

2015年11月から約1年間の旅の記録とその後、初めての経験を記録

2016.APR29 アルベロベッロからバーリ経由アンコーナ そして、アドリア海を渡りクロアチアへ1日移動

移動、移動、移動の毎日です。

イタリア、アルベロベッロ滞在中です。

 

今日はアルベロベッロから北上してアンコーナという町まで行きます。
その前に短い時間でアルベロベッロを観光します。

 

頑張って早起きしました。ロングスリーパーの奥さんを起こすのが大変でした。

時間がないので、7時から町を散策しよう意気揚々としていましたが、
ホテルのドアが7:30までクローズとなっており出ることができませんでした。
そんなのあり?
そして、このホテルのオーナー夫妻、とても無愛想なんです。
ホテルは悪くないのですが。刑務所の監視官にみえました。

 

アルベロベッロの特徴的な白いとんがり屋根の家トゥルッリを見に行きます。
かわいい景色です。写真をいくつかとるだけで十分満足でした。

 

バーリ行きの電車は10:25発。これを逃すと大変なことになります。

 

9時頃には観光を終え、急いでホテルに戻り、朝食。
朝食はあまり質のいいものではなかったが、まぁ、いつものイタリアの朝食でカプチーノと甘いパンという感じでした。

それにしてもこの宿のオーナー夫婦はやっぱり無愛想で怖い。
特に奥さんの方はニコリともしません。

 

10時前にチェックアウトをして、急いで駅に着いてバーリまでの切符を購入。
一人、4.9ユーロ。20ユーロを出そうとしたら、NOと言われ、財布の中を探して10ユーロ紙幣で払います。
窓口ですら10ユーロ以下の紙幣または小銭でないと買えないもようです。
プラットホームに入ってみると緑色の自動券売機はありましたが、買えるのか不明。

昨日ここまで来るだけでも電車はだいぶ遅れたので、どうせ今日も電車は遅れるだろうと思っていたら予想を裏切らず、35分遅れでやってきました。

バーリについてすぐに駅のカフェでピザで昼食。
1時間ちょっとあったので、ゆっくりできた。ここで、奥さんがカウンターにならんでいたものの注文を無視されて怒ってもどってきました。

自分が行ったら問題なく注文できたのですが。

 

イタリアは親切な人とそうでない人の差が激しいです。

 

バーリから、フェリーが出発する港町アンコーナまで北上します。

アンコーナ行きの電車は時間通りでした。さすがトレニタリア

アンコーナまで4時間。
ながいながい道のりでしたが、次の次の行き先スペインのバルセロナの宿のことで手一杯になっているうちにアンコーナに到着してしまったのでした。

 

アンコーナ駅からアンコーナの港まで

アンコーナについたものの、港までの行き方を調べていませんでした。
そこで、スマホでで調べてみるとバスがあるらしい。
駅構内にある売店でチケットを買おうとしたら、港までは無料で12番のバス停から出るよと、親切に教えてくれた。

バス乗り場はすぐに見つかり、待っているとバスがやってきて言う通り無料。

最初に泊まるバス停はチェックインを行うオフィス。ここのカウンターでチェックインを行うようです。
駅から歩いてもいいかと思っていたところでしたが、歩くとなると結構な距離だったのでバスでよかったとほっとしました。

 

チェックインすると、

窓口の女性が日本人ですか?いらっしゃいませ

と片言の日本語で言ってくれました。
ありがとうございますと言ったら喜んでくれたのでした。

 

チェックインはスムーズ。
そして、9番のところからフェリーに乗ることを教えてくれ、バスを降りた場所からまた、バス乗り場に行き、埠頭まで行きます。ここも歩くとなるとかなりの距離で、これも無料。

次のバス停で降り、パスポートコントロールの案内の通りに進みます。
最初はセキュリティ、次は出国。
特に何もなくさらっと抜けて、フェリーに乗り込みます。
乗り込む途中、アンコーナの丘の上の古い建物がとてもきれいに夕焼けに照らされています。

アンコーナ、立ち寄っていないので次はゆっくり見てみたい町でした。

フェリーに乗り込むと、レセプションに案内され、予約時に部屋がなぜか別々の部屋にされていたのを一緒の部屋に変えてもらえました。
ネットで事前予約をしていたので、安く個室を取ることができました。一人56ユーロですよ。

荷物を置いて甲板にあがり、夕陽をながめます。
アドリア海をバックにイタリア半島に沈む夕陽を見ることができ大満足。
日中は暖かかったのでしたが、さすがに甲板の上は寒い!

部屋で事前に買っておいたエセカップ焼きそばを食べポテチも食べ、ジャンキーな食生活に嫌気がさしながらも空腹を満たせ満足感が勝ったのでした。

部屋にはシャワーもついています。しかし、お粗末な作りで、シャワーヘッドが壊れていて、お湯が飛び散り浴びにくかったのですが、ひとまず浴びれるだけでもよしとします。

長い長い移動で、疲れてすぐに寝てしまいました。とくに奥さんは寝るの早いデス。

明日はクロアチアのスプリットです。ようやく移動続きの毎日から少しだけ解放されます。

予約もバッチリ。

 

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フェリー(BlueLine)内の部屋の感想

今回は一番安い二人部屋の個室。INSIDEの部屋で窓無し。乗船料も含まれている。

こじんまりしていてなかなか落ち着く。船内にはレストラン等あるが、高いのは知っているので利用していない。夜11時くらいまで甲板でビールなど飲めるようで少し音がうるさかった。(部屋がその真下だったため)売店もあるが高めだが、チョコレートなどは1ユーロで買えた。500mlボトルの水は1.5ユーロするのでアンコーナの駅周辺で買って持ち込んだ方がいいと思った。

乗船時間は11時間。揺れも少なかったので十分睡眠も取れた。

 

✳︎フェリーの予約は http://www.directferries.jp/を利用して行いました。直接、フェリー会社のサイトからも予約できるようでしたが値段は変わりませんでした。

 

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本日の行程

10:00 チェックアウト

11:00 バーリに向けて出発

12:15 バーリ到着 駅にてランチ

13:30 アンコーナに向けて出発

17:30 アンコーナに到着

18:15 アンコーナ港に行く

19:15 チェックイン、セキュリティ、パスポートコントロールを終えて乗船

20:15 出航

 

交通費(一人)

電車 アルベロベッロ→バーリ 4.9ユーロ

電車 バーリ→アンコーナ 29ユーロ

フェリー アンコーナ→スプリット(クロアチア) 112.75ユーロ(2人部屋二人分)

 

宿

フェリー内