40歳からの新しい体験

2015年11月から約1年間の旅の記録とその後、初めての経験を記録

2016.APR28 イタリア サレルノからターラント経由でアルベロベッロまで 移動の1日

イタリア滞在中です。

ソレントからアマルフィまでバスで移動。そして、南部の町サレルノに昨日やってきました。
今日もバスと電車で激走移動です。

 

昨日、チェックインでかなり手こずりましたが、サレルノの人はこれまでの土地の人たちよりも親切に感じました。

そして、もうひとつわかったことが、それは、英語がほとんど通じないということ。皆、英語を話そうとせず、数字くらい英語を交えてくれてもいいのに(旅行者の怠慢かも)100%イタリア語でした。

 昨日の記事はこちら。

owesome10.hatenablog.com

 

サレルノは移動中継地のための滞在した場所でしたが、人情味あふれるいい町でした。

 

サレルノの朝食は国際交流の場?

朝食が問題でした。

朝食は近くのカフェでいただけることになっていて、場所はマルコ(宿のオーナー)から聞いていたもののちゃんとありつけるか心配でした。

きっと、カフェの人に伝わるまで時間が掛かることは間違いなしです。

 

たまたまこの宿の予約表はイタリア語でプリントアウトして あったので、宿の名前と朝食が含まれてますというところに、蛍光ペンで線を引いてそこを見せればわかってくれるだろうと思い、朝食の場所、カフェベリーニへ行ってみることにしたのです。

入ってすぐに、なんかはいってきた!?

という雰囲気が小さい店内に漂います。

カフェの従業員は無視することなく話をかけてくれたのが幸いです。

準備していた予約表を見せ朝食を、食べたいと英語でいうと、勘違いして宿はあっちだよと教えてくます。 Breakfast(朝食)というと簡単な英語も通じません。

マルコの名前を出したらようやく理解したようで、中に案内されたのでした。

 

・・・・・

 

注文の方法がいまいちよくわかりません。

席に座って、しばらくしたら、お姉さんがやってきたので、

どうやって注文するの?と聞いたら、お姉さんも????となり沈黙。

すると近くにいた客のおじいちゃんが俺に何でも言ってくれというふうに英単語を交えて言ってきました。

が、やっぱりあまり英語が出来ないようで、結局、ジェスチャーなどで大体のことを理解したのでした。

あっちでパンを選んでここでコーヒーかカプチーノを、頼めばいいんだよと教えてくれました。楽しいやりとり。

食べ終えて、カップなどをカウンターに戻すとそんなことしなくていいのにと恐縮され、チャオと言っておいしい朝食を終えたのでした。

 

部屋にもどり、支度をして、鍵とお金を部屋に置いて部屋を出た。

不思議な仕組みです。

 

 

サレルノからターラントまでバスで移動


サレルノ駅前は小さいのでどこからターラント行きのバスが出るかもすぐにわかりました。
そして、駅構内のトイレは無料。久しぶりです。

しばらく待つとバスがやってきて乗り込みます。
そして、乗り込む前に駅内でチケットにスタンプを押さなければいけないらしく、慌てて駅内のマシーンで検印しました。この検印は電車と同じものを使うらしいです。

 

今日のこのサレルノからアルベロベッロまでの経路がとても大変。
どれも3時間に一本程度の接続。

サレルノから東に向かいターラントまで4時間ほどの旅です。

バスは時刻通りに出発しましたが、出発して間もなく渋滞にはまったりして、1時間以上遅れたのでした。
さらに、バスは途中、数カ所の駅により、16:15 ようやくターラントに到着。

 

次は、私鉄でアルベロベッロまで向かいます。
アルベロベッロまでは、途中、マルティナフランカという場所で電車を乗り継ぎます。
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ターラント駅ではチケット売り場がよくわからず、トレニタリアや駅に併設しているBARのようなところで聞いてみても1番線から出るというだけでチケット売り場は教えてくれませんでした。なんて不親切。

 

ガイドブックには、駅構内の 本屋のようなお店でのみ、購入できると書いてありましたが本屋は見つけることができましたが、閉まっていました。

本屋の前にいた女性に聞いてみると、16:30からの営業のようよと教えてくれました。
時計をみるとあと数分だったので待つことに。

時間になると店は開き、本屋のおばさんはとても親切。愛想もとてもいい。
なんと英語が少し通じたんです!!それだけでも嬉しいなんて。


ここで衝撃の事実。
このターラントの駅から次の駅までの線路は壊れていて、次の駅まで特別バスが出ているとのこと。バスが出る時間を教えてくれて、バスが出る時間になったら乗り場まで来てくれると言ってくれたのでした。

駅の待合室でしばらく待ちます。

ターラントは到着してから雰囲気があまりよろしくなかったのですが、
駅内で地元のだらしなさそうな夫婦が大げんかして、警察が仲裁に入っていたところでした。二人とも酔っているようで大騒ぎでした。救急車も来たりと治安があまり良さそうではないことは確かのようです。

奥さんは怖がっていましたが、大の大人が公衆の面前で喧嘩しているなんて、とても面白いものを見たような気分でした。
それにしても、ターラント、大きい町ではありますが、寂れた感じがものすごかった。

 

17:20 バスの時間になり、外にでて待っていると、チケットを売ってくれたおばさんが出てきてくれて、バスを教えてくれました。なんて親切。

駅はいつも問題が起きるのよ。

と冷静に言っていたのが忘れられません。

バスは少し遅れてがやってきましたが、親切なおばさんのおかげで無事乗ることができたのでした。

すぐに隣の駅で、バスから電車に乗り換えます。
そして、この電車はかなり古い。
さらに、あっという間に乗り換えポイントのマルティナフランカに到着。

 

次のアルベロベッロ行きの電車のホームがとわからず、近くにいたスタッフに聞いたら、1番線からだとのことでした。

時間になっても電車は来る気配なし。

それどころか駅の構内で電車を前後に動かして車両の入れ替えをしており、車の駐車場整理のような動きをします。本当にくるのかと心配になりましたが、遅れること20分、やっと電車が来て乗り込みました。

15分ほどでアルベロベッロに到着。

 

あたりは薄暗い感じに到着。まだ、夜という感じではありません。
本日の宿はHotel Airone。歩いて10分もかからない場所にあり便利。
チェックインをして、荷物を置き、スーパーへ。
10分ほどの 場所にあった。ここで、夕食を購入。
部屋に戻って、夕食としてまたラビオリスープを食べて長い長い、移動の1日を終えたのでした。

 

1日数本しかないバスや電車。それでも、乗り継いで目的地にたどり着けました。
奥さんとの連携で事前調査できたのが幸いですね。ありがとう。
明日もまた移動です。アルベロベッロは明日午前中に超特急で観光します。

そして、次は、クロアチアに向かうフェリーの中で一泊です。予定はバッチリです。

 

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アルベロベッロの宿 Hotel Airone の感想

暗くなりかけた時刻に到着したけれど、駅に近く分かりやすいところにあったのでよかった。朝食はいまひとつだがまあまあ。部屋もなかなかよかった。トゥルッリのある観光地までも歩いて行ける距離で便利。

  • 駅、観光地まで近い
  • 鍵が重いので預ける必要がある
  • スーパーマーケットは歩いて10分くらいの駅の反対側あたりに大きめのがある
  • 朝7:30まで表玄関のドアに鍵がかけられていて出られない
  • 宿のオーナー夫妻が無愛想で怖い

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本日の行程

10:30 チェックアウト

11:35 ターラントへ向けてバス出発

16:15 ターラント到着

17:20 マルティなフランカへ向けて出発

18:10 マルティなフランカ到着

19:00 アルベロベッロへ向けて出発

19:15 アルベロベッロ到着

19:30 宿チェックイン

 

交通費(一人)

バス サレルノターラント 12.9ユーロ(前日購入)

電車 ターラントアルベロベッロ 3.5ユーロ

 

宿

Hotel Airone 朝食付き(一泊)46.8ユーロ+2ユーロ(市税)