2017.FEB9 中南米滞在で気づいたこと 「女性1人よりも男だけの方が危険」
私たち夫婦の
ヨーロッパから旅から南米へ向かうときの緊張は
ハンパなかったです。
ヨーロッパでメインの旅行者を狙った犯罪、スリなんてかわいいものです。大胆にこそっとやられるだけですから。
南米といったら、誘拐、強盗、殺人。
そんなイメージがつきまといます。
欲しけりゃ、命を奪ってまで盗ってやれって根性を感じます。
命がけの旅行に思えました。
命かけてまで行く必要あるのか?そんな自問自答が頭の中で繰り返されました。
でも、マチュピチュとウユニだけは、絶対みたい!!
そう思って、恐る恐る、南米へ向かったのでした。
結果、
中南米滞在中、危険なことやスリ、強盗にあうことはありませんでした。
それも、おそらく奥さんが一緒にいたからだと思います。
そばにいてくれる人がいたから?単独行動ではなかったから?
それもありますが、
おそらく、南米では「女性」がお守りになるのだと思います。
ペルーリマの日本人宿で滞在している日本人に聞いてみた
南米は危険ですか?
身近な人で危ない目にあった人はいないか聞いた結果、
気をつけていれば、たいてい大丈夫。
大都市が一番危なくて、田舎にいけば危険は一気に減りますよ。
だそうです。
しかしながら、実際に被害に遭っている人は何人もいるらしく、
強盗にあって、財布やスマホ、デジカメ、PCなんかを盗まれた話を聞きました。
スリではありません。強盗ですよ!!
中には、宿を出て30秒で強盗にあって、金品を奪われた。
という話もでてきました。
そして、被害者は全部男性。
さらに、こういった話を教えてくれた女性たちは皆、
私は大丈夫でしたけど、こんな目にあった人がいましたよ。
という感じで、飄々と話をし始めるのでした。
しかも、そんな彼女たちは、皆一人旅なのです。
ほかの中南米の国で出会った女性にも危険なことはなかったか聞いても、
特に危険なことはなかったですよ
とあっけらかんに言います。
そんな彼女たちも、皆一人旅でした。
なぜ、女性一人でも安全なのか?
中南米の男性は女性に親切
老いも若きも中南米の男性は女性に親切にする習慣があるようです。
ほかの国よりもその意識が強いみたいです。
例えば、
電車やバスの社内で、女性が近くに来ると皆、席を譲る光景や、
何かものを買うのに行列に、女性は男性のいる適当な場所に割り込んで入っていき、誰も文句言わないといった場面を何回も見ました。
たいていの場合、男性は女性に親切なのです。
根っからの悪党は男女なんてどうでもよく狙ってくるのでしょうが、
そんな人間はそんなに多くはないと思います。
「人は基本親切なのだ」と旅でわかりました。
ペルーで聞いた、強盗被害の話もきっと犯人は普通の人で、
たまたま魔が差したとか、
いいカモが目の前に現れただけで、
たまたま悪さを働いてしまったのでしょう。
そして、そういう強盗類のことをするのはたいてい男性、
たいていの男性は女性に親切だということを考えると、
”男性は女性をカモにすることは少ない”
という図式が生まれます。
逆に言うと、
”男はカモになる”
ということですね。
あくまでも、安全だというのではなく、
男だけでいるよりも被害にあう確率は低いという見解です。
- 危険な地域にはいかないようにする
- 夜間ひとりで出歩かない
- 金目のものを公衆で見せないようにする
といった最低限のことは守る必要があると思います。
よく考えてみると、日本では強盗やひったくりは弱い女性を狙ってやっていますが、
結局それは、夜間一人で歩いている場面だったり危険な場所に一人でいるというときなのではないでしょうか?
夫婦で旅をしていたおかげ?で強盗には遭いませんでした。
盗難には遭いそうになりましたが。
奥さんのおかげだと思っています。ありがとう。
そういえば、南米を旅していた人は、皆、リマが一番やばいって言っている人が多かったような・・・
自分もそう思います。
でも大丈夫! 女性と一緒ならば、バッチリです。