day107 カンクン 青い海に感動!
カンクンと言ったらビーチ。
の我々の質問に、ハバナの宿であった旅人から
「今まで見たビーチの中で一番キレイ」
という話を聞いた。
同じフレーズを次の日にも別の旅人から聞いた。
やはり行ってみないと。
青さが違う。
自分の写真の腕では伝えにくいが、長い海岸線にターコイズブルーの波が押し寄せてくる。この色がこれまで見たビーチで一番キレイだと思った。
キレイと言っても見た目のことである。
ビーチの砂は粒子が粗くべたつかないのでよかった。
海に入ってみると、波が荒い。
波にもまれる感じで波打ち際でパシャパシャしてるしかないくらいである。
20mほど沖に行ってみたが、波が予想以上に強い。
知らぬ間に流されて離岸流がある場所に入ってしまった。かなり波の力が強く、足が底につくが怖くなるほどである。
麻の方に目をむけてみると、顔がこわばっていた。泳ぎは自信がある彼女でもこれ以上沖に体を持って行かれないように踏ん張るのが精一杯だったらしく、青ざめた顔をしてこちらに手を伸ばして助けを求めてきた。
仕方がなく助けに近くまで進んだが、あと一歩で手が届く位置まで来たところで、急に怖くなった。自分も流されてしまったら・・・一瞬どうしよう。走馬灯のように頭の中でいろいろなことをその短い時間で考えてしまった。結局は、最後は良心が勝り一歩踏み出し、無事救助。
恐ろしいビーチである。
カンクンのビーチリゾート地帯はマグカップの取っ手のような地形になっており、そこに高級リゾートホテルが並んでおり、ほぼホテルのプライベートビーチになっている。
バジェットトラベラーはそんな高級ホテルに泊まれるわけでもない。
しかし、先ほどのハバナで出会った旅人からもらった情報のおかげで、一般の人が泳げるビーチに市バスで行くことができたのである。
そこには、数に限りはあるが備え付けのパラソルがあり無料で使え、なかなかいい。
フルーツや飲み物の売り子もいる。
Playa Delfinesという場所でバス停がビーチの目の前。
市バスR1またはR2という番号のバスで行ける。バスはかなり本数があり数分に一本。5本連続で同じバスが走ってるのを見た。
R1はバスターミナル方面からTulum通りを通り、コパ通りからブルーバードククルカンというルートをビーチ方面に走っている。
R2はWalmartあたりから出発してビーチ方面に向かっている様子。
ビーチにはバス停の標識があるが、セントロにはないので走ってきたバスに適当に手を上げて停めて乗るようである。
ちなみに自分の場合、バス停どこかなぁと歩いてるだけで、バスが察して停まってくれた。
帰りは反対方向の同じ番号のバスに乗れば戻れる。
料金は片道10.5ペソ。小銭出払う場合はお釣りももらえる。