40歳からの新しい体験

2015年11月から約1年間の旅の記録とその後、初めての経験を記録

day27 サントリーニ島 3日目

また昼頃まで部屋にいる。

今日は島の南部にあるアクロティリへ向かう。遺跡だ。

 

フィラからアクロティリへのバス

バスは30分に一本。2ユーロ。フィラから乗る。

40分くらいで到着。遺跡は一人12ユーロもした。チケットを、買うとき昨日行った博物館との共通券が14ユーロで買えることを知る。バジェットトラベラーにとっては痛い出費。損をした気分だ。

共通券のハズなのに、共通券で入れる場所なのに券を買える場所が限られているというのは、アテネでもあった。そういう国なのである。

 

遺跡は火山灰で埋もれていたものらしい。イタリアで行ったポンペイ遺跡よりも1500年くらい古い。まだ、発掘途中なのか、古すぎてこれ以上は無理なのかボロボロな感じがした。こんな島に古代文明があったなんて。というのが感想だ。

屋根がかけられて、室内。結構広い。

岩が重ねられている壁。当時は二階、3階の建物もあるらしい。上から街を眺めるような遺跡となっていた。小一時間でみ終える。

 

ついでに歩いて、レッドビーチも一応見てみる。遺跡から10分ほど歩いていくと見ることができる。

赤茶けた土の崖が崩れたような土地で、海岸にむき出しになっている。風が強いからか波が荒いにもかかわらず、泳いでいる人がいた。

遠目に見てビーチまではいかなかった。

本当に殺風景な風景。ここに古代都市があって同じような、感じでのんびりと時間が過ぎていったのだとなんもなく古代人を思うことができた。

バス停に戻りばすを待つ。帰りは1時間に一本。なかなか来なかったが、待つのは平気になってた。

バスが来てフィラまでもどる。これまでの薄曇りが嘘のように青空が見え始めた。

これぞ、サントリーニ島という感じの空!!!!

 

お昼ご飯はこれ。

ギリシャの伝統料理、名前は忘れたが、ポテトラザニアみたいな感じのも。

そして、ピーマンとトマトにご飯を詰めたもの(トルコで食べたのと同じ感じで味がちょっと足りない)。

グリル野菜のサラダ。

そして、サービスで頂いたアイスの横にポンデリングのようなもちもちしたお菓子

 

ご飯を食べてから、そのまま、イアへ向かう。

また、満席。昨日も同様だったが、イアへのバスは常に混んでいて、かなり混みあう。乗れない場合は次のバスに乗ることになる。

 

昨日よりも早い時間にイアに着くと、青空に映えた白い家々が、とてもきれいだった。

10代の頃、雑誌でこの風景を見て、あの頃、この場所に行ってみたいと心から思ったという気持ちを思い出した。

土産物屋や写真でよく見る3つの青い丸い屋根の教会。これが見たかったのだ。

 

意外にこの撮影スポットには観光客が少ない。入り組んでいてわかりにくい場所だからのようだ。

 

イアの街は土産物屋やレストランがたくさん並んでいる。

これがよかった。レンタネコ 5ユーロ。実際は本屋のようで、猫は本当に貸してくれるのかどうか、店内には猫が一匹いた。

店内の様子。

 

イアは夕陽をみる観光客でごった返す。

日没は午後8時過ぎ。それをめがけて人が集まりだす。とにかくいい写真を撮ろうと夕陽をゆっくり眺める人は少ない。

現場はロマンティックな雰囲気はあまり漂っていないが、キレイな景色ではある。

 

夕陽が沈むとフィラに戻るバスはさらに激混みになるので、沈み切る前にバスに乗って宿に帰った。

 

明日でギリシャ最終日。次はスペインバルセロナへ移動する。

 

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本日の行程

12:00 アクロティリ遺跡へ

15:30 フィラに戻り昼食

16:00  イアへ

17:00 イアを散策 夕陽を見る

20:10 フィラへ 宿に帰る

 

移動費(一人分)

バス フィラ→アクロティリ往復 4ユーロ

バス フィラ→イア往復 3.6ユーロ

 

入場料(一人分)

アクロティリ遺跡入場料 12ユーロ