day22 アテネ ストライキ3日目で暇な1日
アテネのストライキ3日目。外務省によると本日までがストライキのようだ。よかった。
12:00
またお昼まで宿の部屋にいたがやっと外へ。だらだら午前中を時間をつぶすかのようにいる。
このところ天気がいい。ギリシャと聞いて思い浮かべる青空が広がる。
アテネにも大分慣れた。と空を見ながら思う。
街中に買い物へ行ってみるが、人は多いけど、店が閉まっている。日曜だからのよう
現金がなくなりそうだったので、ATMで引き出す。街中の人目の多いところを選んだ。それにしてもなぜ、全部50ユーロ紙幣で出てくるのか。
何も買いたいものも見たいものもないためランチをして帰ることに。
仕方なく、麻が調べたレストランで昼を食べようとしたが、そこも休み。
そこで、アテネにきて初めて入った古巣のレストランへ行ってみた。ああ、つい3日前までここに泊まってたんだなぁ。としんみり。現在泊まっているところは、寝るだけならば問題ないが、連泊には向くとは言えない。
レストランは日曜で盛況。ギリシャサラダとピタ。かなりお腹いっぱいに。ギリシャサラダのチーズの塩っけがとてもいい。
隣の席ではこんがり焼かれてきつね色になった羊の頭を食べていた。昨日、街を歩いていてたまたまあった市場に足を踏み入れた時、半身の目のついた羊のを見かけたがあれがこんな感じでレストランで出されているのだ。手を使って、顎を引き裂いて中から出ている肉に貪りついていた。二人組の彼らは食べている間無言でまさにカニを食べているときのように一心に頭に集中していた。
こちらから見ると丸い頭蓋骨、歯が並んでいる顎の骨を見ると食べていいものなのか?とふと疑問に思ったが、自分のまさに食べているこのスブラキの肉も結局のところ形は違えど同じ肉なのだと思うと不思議な気分になった。
このレストランはお気に入りになった。
レストランをあとにして、スーパーに寄って宿に戻る。
まさかここに3泊もするなんて。
早めにシャワーを浴びようと麻がバスルームに行くと、何やら声を抑えたうめき声が聞こえた。行ってみると、「う~う~お湯が出ない」と妻の声。「どうした?」と聞くと、お湯が出ないこととバスルームは掃除もされていないと不満をぶち撒ける。ギリシャの日曜の休みはこのバスルームにもあったかと思ってしまった。
すぐに宿のオーナーパトリックにメールをすると、ボイラーのスイッチが切れてるんだ。今から行くよの返事。
すぐに来てくれたが、ちゃんとスイッチ入れとけよ。スイッチを入れてしばらくしてから浴びたが早かったのかまだぬるかった。
夜に触った時は熱々だったので、失敗した。でも、他の部屋の客のためにお湯の活路を満たしてあげたのだ。
宿の窓からこんなデモも見えた。
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本日の行程
12:00 街を散策にでる
13:00 ランチ
15:00 宿に帰る