day18 アテネ アクロポリスでパルテノン神殿をみる
AM 10:00
部屋を出発。アテネの観光をする。朝食は昨日のうちに買っておいたパンを食べる。ボソボソしていてみためよりは美味しくない。
アテネの中心シンタグマ駅に向かう。昨日感じたような宿近くの荒れた感じはなかった。ここで、SIMカードを買いたかったが、店舗を見つけられず、保留。
シンタグマ駅からアクロポリスまで歩ける距離ではあるが、できるだけ体力消耗をおさえるためメトロでいくことにした。
地下鉄は5日券が９ユーロとお得そうだったが、それほど乗る回数はないという予想がたったので一回ごとに買うことに。一回1.４ユーロで９０分有効である。乗り降り自由らしいが、検札する人はいるのだろうか？まだ地下鉄が有効だったため、そのままアクロポリスまで地下鉄で行くことにした。
アクロポリスに着いてまず、ゼウス神殿へ。歩いて１０分ほどの距離。
ここでパルテノン神殿や近隣の遺跡６箇所の共通券を購入することに。実はこの共通券、今年の３月までは12ユーロだったのが30ユーロに値上げ！！！(°д°；)
バジェットトラベラーには痛い出費だったが、日本の観光地の感覚からすると12ユーロだったら安すぎな感じもしないでもないが、30はひどすぎである。
全く並ばずに購入。しかも、ここゼウス神殿は、外から丸見え。近くに寄って見る必要ない限り購入不要という感じだった。
＊このチケットはパルテノン神殿のチケットオフィスで買うと長い行列に並ぶ必要があるので、買って良かったと思った。
ゼウス神殿。やはり遺跡慣れしてるのだろうか？ローマでみた遺跡の方がすごいと思ってしまった。ギリシャは周囲普通の近代的な建物ばかりだからだろうか。
クロアチアは曇って肌寒かったので、日差しが強いので久しぶりに暑く感じる。そして真っ青な空。ギリシャのイメージ通り。
それにしても大きな 柱である。韓国人と中国人の団体が多かった。ここで、暑いのでむずを飲んでいたら係りのおばちゃんに怒られた。
次は歩いて、パルテノン神殿。
このあたりはいうまでもなく設備の整った観光地という感じだ。安心した。
それにしても暑い。それと、この乾燥した場所に、なぜか野良亀。
パルテノン神殿のチケット売り場では、長い列がチケット売り場にできていた。誰もチケットの値上げに文句はないだろうかと思ってしまう。小高い丘の上にある神殿は修復中で、よく見るものだったが、やっぱり感動が薄い。どうしたものか。しかし、門をくぐると神殿内に一歩踏み入れ大理石の床を踏むと神聖な気分になった。白い大理石は雲のような色で天上の世界に入ったような気分に。建物はとても青空に映えてきれいだった。
それにしても人が多い。
この修復はいつ終わるのだろうか？誰も働いているようには見えない。
頂上からはアテネの町がすり鉢状に広がって見えた。遠くには青く輝くエーゲ海。
パルテノン神殿をでて下って行くと人がたくさんいる場所にでた。どうやら、プラカ地区と呼ばれるとこのようらしい。同時にあまり治安は良くないだろうなぁという感じだった。この辺りでお昼を食べたかったが、値段がかなり高い。
とりあえず食べるのは後回しにして、近くにあった共通券で入れるハドリアヌス図書館跡という場所に入ってみた。ここも外から丸見え。中に入らなくても見ることができる。
入ってすぐに麻が何やら足で踏みつけたようで騒いでいた。大型犬の”もの”らしい(°д°；) においがあたりに広がる。パニックになり泣いていた。近くにいた白人女性が笑って見ていた。なんと・・・
もう観光どころではなく、ニオイを放っていたので地下鉄にも乗れず、宿まで歩いて帰ることになった。なんとか歩いている間に、落ちてくれればいいが。
延々と機嫌の悪い麻と一緒に宿の近くまでくると、通りで青空市のようなものをやっていた。新鮮なトマトやズッキーニ、オレンジやイチゴなどが売っていた。
大きなトマト４つ買って0.6ユーロだった。安い！！
15時には部屋に戻ってきてしまい、部屋で休んだまま１日が終わってしまった。
世界各地、入場料金が2016年になって急に大幅に上がっている！と旅をしていて感じる。このギリシャのは調べよりも倍になっていた。スリランカはいつも少しずつ上げているらしい。他の地域も値段が上がっている。東南アジアでも同じだった。発展途上国といわれている国との格差が縮まっているということなのだろう。
今のうちに世界を見ておかなければ！！！
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本日の行程
10:00 出発
11:00 ゼウス神殿
12:00 パルテノン神殿
13:42 ハドリアヌスの図書館跡
15:00 宿に帰る
入場料
共通券30ユーロ ：ゼウス神殿、アクロポリス、ハドリアヌスの図書館跡、ローマンアゴラ、古代アゴラ
交通費（一人）
メトロ 一回 1.4ユーロ
