2016.APR22 フィレンツェ ウフィツィ美術館は当日券で朝早くに行くのがオススメ
イタリアです。フィレンツェです。世界を旅しています。
フィレンツェ二日目、今日は雨の天気予報でしたが、まずまずの天気です。
ウフィツィ美術館は入場に時間がかかるというのをここに来て初めて知りました。
昨夜、ウフィツィ美術館をサイトで予約しようとしたけど高くて、どうしようかと思案しているうちに寝てしまいました。
朝早くに行くことにしようと奥さんに提案して当日券で見に行くことにしました。 開館時間は8:15からのようです。
8時過ぎに宿をでて、またC1のバスに乗ります。
このバスは終点がウフィツィ美術館らしいです。途中渋滞にはまりなりながらも30分ほどで到着。
美術館の”A2と書かれた当日券の入り口”へいってみるとほとんど人は並んでおらずそのまま中に入れてしまったのでした。他の日はどうなんでしょう?
8:40入館。カードで2人分25ユーロを払う。
昨夜ネットでは、予約すると時間を選べない上、予約料がかかりもう少し高かったのです。買わなくてよかったぁ。
ウフィツィ美術館。その名は知っていましたが、何があるかはよくわからない状態で来ました。
あの名門メディチ家のコレクションの数々が展示されています。
豪邸内に銅像が並べられ、壁には名画がかかっています。コの字のような建物になっていて、47の部屋がこのフロアにあるとのこと。
所狭しと、絵が並べられている。じっくり見ようにも数が多すぎです。また、写真撮影ができるというのが更に驚きです。
何をどう見たらいいのか。ヴァチカンでも同じように思いました。イタリアに来てから同じ気持ちに毎日なります。
とりあえず、ボッティチェリとレオナルドダビンチの絵だけは忘れずに見たい心に決めていました。
建物内部も天井画があったり、どれも名画なのでしょうが、名画の中に名画がありなにか見逃しているのではと思いながら鑑賞しました。
終盤に差し掛かりボッティチェリがありました。
「プリマヴィーラ」「ヴィーナスの誕生」。
両方とも知っています。しかし、こんなに大きな 絵だと思いませんでした。
本物をみて感動。繊細な模様とデザイン。本物をみないと味わえない感動。
平面に描かれた絵ではあるが、筆のタッチを見るとゾクゾクしてきます。今までみた絵の中で一番感動しました。
朝から行ったので人がまだ少なくじっくり見ることが出来たのでした。
階下に降りるとまた別の絵が飾られていました。
レオナルドダビンチの絵。受胎告知。
他の絵にはない緻密さがあった。さすが。初めてみた本物のダビンチの絵画。
見てみたかったものが見られた。近くにいた日本人ガイドの黒柳さんと似た話し方をするおばちゃんが言うには、三年前にこの絵が日本で公開されたらしく その時日本に持ち出すというため、市民の反対があったそうだ。地震災害が多いから?ではなく、北朝鮮のミサイルが原因らしい。なんと、、、
とにかく満足でした。
そして、予約しなくても大丈夫だったのでこれにも満足。 二時間半くらいかかってみましたが、これでもさらっと見た方です。また来る時があったら、もっとじっくり見たいです。
この後、パスタを適当なお店で食べる。二人で16ユーロ。
次はドゥオーモ博物館へ。ここで天国の門をみる。
この町は芸術の町で、有名な芸術家がたくさん出し、数々の作品があるがすごすぎて、当たり前のようにありすぎて、マヒしてしまう。アンコールワットで感じた遺跡慣れのような感じです。
ありすぎて、ありがたみがなくなってしまう感じ。
昨日からの疲れと今日もまあまあ歩いて疲れたので一度、宿に戻ることにしました。
宿に戻ったら一時間ほど寝てしまいましたが、疲れがとれました。こういう観光のしかたもありですね。
16時頃また観光に出かけます。 ドゥオーモのキューポラに登りにいきます。
列に並んで、30分ほど待ってやっと登りはじめ。
長い階段を登りつめてようやくてっぺんへ。オレンジの屋根が綺麗に見えた。
「冷静と情熱のあいだ」という昔の映画を思い出したが、実際のここは観光客に埋め尽くされあまりロマンチックな感じではなかった。
ドゥオーモのあとは、バスでミケランジェロ広場へ行く。C2のバスで駅まで行き、12番のバスでミケランジェロ広場へ行くのが良さそうです。ちょうど夕日が沈むころの時間で綺麗だったが、雲が多めでそしてちょっと寒かった。
夕日が沈むのを見て、また12番のバスで宿に戻ります。宿の前に12番のバスが止まるのでとても便利でした。
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フィレンツェの宿 Soggiorno Ponte Rosso の感想
2泊で89.1ユーロ+市税
駅からも観光エリアからも少し離れていたが、バス停が近かったので便利。泊まって良かった宿だったと思う。
- 地図はほぼ合っているが、入り口や建物の場所がわかりにくかった。
- チェックインは宿の入り口で呼び鈴を押して、エレベーターで3階へいく。
- キッチンはついていないが、バスルームはしっかりしていた。シャワーのみ。
- 観光エリアに行くバス(C1)と駅へ行くバス停(12番)のバス停が近い。場所はレセプションで教えてもらえる。バス停の名前はPonte Rosso。C1のバスで宿に戻ってくる場合は、バス停の位置が違い停留所の名前も違ってLibertaであった。
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本日の行程
8:30 ウフィツィ美術館
12:00 パスタランチ
12:30 ドゥオーモ博物館
13:30 宿に戻り一休み
16:00 ドゥオーモ周辺へ
16:30 ドゥオーモ キューポラに登る
18:30 ミケランジェロ広場へ
20:00 宿へ戻る
入場券
ウフィツィ美術館 12.5ユーロ
ドゥオーモキューポラ、博物館(前日の共通券を利用:2日間有効)
移動費
市バス 4回 4.8ユーロ