2016.APR20 ヴァチカン美術館入り口付近のツアー客引きに注意
旅第二弾、イタリアはローマ滞在中です。
日本を出発して4日目。
昨日のローマ観光の記事はこちら。
今日は、時差ボケで5時頃には目がさめました。
いい感じで、時差に慣れてきています。
旅を満喫中です。普通に観光しています。
これまで見たこともないようなものを毎日、一気にたくさん見ている。東南アジアの各地でもいろいろ見たのにもかかわらずすごいものは世界にある。しかも、スケールが大きい。そんな感想です。
これまで、旅した国で断然、イタリアが見所あると思います。
ちょいワルオヤジになりたい
ローマに来て、気づいたこと。
”ちょい悪オヤジ”の存在である。
今日だけでも何人も見ました。
この言葉を聞かなくなってしばらく経ちますが、これがそうなのだろうという確信だけはありました。
そもそも”ちょい悪オヤジ”の定義そのものがわからないのですが。。。
自分なりの定義では
- それなりのお年の男性(35歳以上)
- 細身の体型を保っている。
- スーツだったり、ジーンズ姿だったりする
- 色使いや小物が粋
ああ、いう雰囲気をまとうなりたい。そう思いました。
あの雰囲気は日本人なら35以上にならないと出せないのではないでしょうか。
渋さを備えつつオシャレな感じ。特に高いものを身につけているようには見えないのですが、こだわりのあるスタイルに見えるのです。
ああなりたいというものがあると一気に目の前が明るくなるものですね。
道が見えるような。見た目の話であり、中身や仕事ではないです。
そんないい気分でしたが、夫婦喧嘩勃発しました。小さいことで喧嘩になります。24時間一緒だとどうでもいいことで言い合いになってしまいます。
何やら自分のものの言い方とかが気にくわないらしい。です。
「もっと、聞かせて」は効果ありませんでした。
男性は女性が怒っているともう聞きたくないとその場から立ち去ったり話をやめてしまったりしてそれは逆効果で「もっと、聞かせて」と女性の話を聞くと治るということを作家の本田健さんが言っていましたが、うちでは効果ありませんでした。
一気にヒートアップした人は少し時間を置いて、頭を冷やすのが一番のようです。
夫婦喧嘩のせいで、出かけるのが遅くなりました。
滞在中の宿はローマ市内のアパートの一室。
朝食はオーナーのおじさんが用意してくれたパンとコーヒー。なかなかです。この宿、自由になんでもできるので素晴らしい。
ヴァチカン観光 ツアー客引きに注意しましょう
9時頃メトロに乗って、オッタビアーノ駅に行きそこからヴァチカンを目指します。
今日は、激混みが予想される「ヴァチカン美術館」を先にみることにしました。
通りを歩いていると、アジア人はどこからどう見ても観光客であり、声をかけてきます。
ツアーはどう?
はもちろん、
「今日は午後1時までクローズしているよ」
とか平気で嘘をついてきます。
英語で同じ言葉をかけてきますが、言葉がわからないふりして通りすぎました。
以前、来たことのある奥さんの記憶を頼りにヴァチカンの城壁に沿って、美術館を目指します。
ここを曲がればあと少しで入り口という角で巧妙な詐欺に遭いそうになりました。
職員に扮した男に声をかけられ、ヴァチカンの説明をされるのです。
ここでチケットを、買っても全部見られないですよ。
とか言ってきました。調べていなければ、ええ?そうなの?と思って、騙されてしまいそうになります。
男は身分証を首から下げてスーツを着ているので職員かと勘違いしそうですが、顔は明らかに移民です。
奥さんの機転で、なんとか振り切って入り口方面に歩みを戻したのでした。
それにしてもかなり巧妙な手口です。そして、本物のスタッフは誰も注意しないんです。
美術館のチケットはちゃんと入り口で買えました。
入り口に向かって左側の列に並びます。右側は団体専用です。思っていたよりも人が少なく、すぐに中に入れました。
セキュリティを越え、チケットを購入。
二人で美術館32ユーロ、クレジットも使えます。
中は広いですが、順路は決まっているようで、流れについてくと、一通り見ることができます。
言葉には表せない感じの豪華さと、展示物の多さときらびやかさに圧倒されました。
凄すぎて 言葉にできません。建物の大きさもかなりです。もちろん、歴史も。
美術館は、なぜかエジプトのミイラや彫像を手始めに、像や壁画を見ながら先に進んでいきます。最後にシスティーナ礼拝堂にいたります。
そして、システィーナ以外は撮影オッケーなのもすごい。日本ではありえません。
学校の教科書でみた本物がそこにあるんです。
2時間以上かけて見終えた頃には脚が痛くなりました。
館内のビザを食べられるカフェテリアでで水とビザを買って食べました。
うまい。安い。これで4.5ユ ーロ。
美術館をあとにして、サン・ピエトロ広場の方に向かいます。
白い柱!オベリスク!!広い!!!セキュリティを越え、入場(無料です)。
サン・ピエトロ大聖堂は、ただ、ただ豪華でデカイ。圧倒されます。
キリスト教の総本山。中に入るともの何階分あるのだろうと思うほど高い天井。大きな 絵、壁画、装飾。何をどう見たらいいか、わからない感じで軽いパニックに陥りました。凄すぎた。ここにまた、教科書でみたことのあるミケランジェロが作った像ピエタ。この建物が四百年前に作られたなんて。
何枚も写真を撮りまくりました。
どうやったら記憶と思い出にちゃんと収めることができるのか。と思ってしまうくらい焼き付けておきたい気持ちになりました。
ヴァチカンのキューポラへ。
長い列に並んでチケットを買って登る2人で12ユーロ(徒歩)。
ほとんどの人はエレベーター料金を払っていましが、我々のようなバジェットトラベラーは徒歩。螺旋階段をひたすら登ります。
屋上にでてさらに螺旋階段をひたすらのぼると大聖堂の中の天井付近にでます。
上からの 眺めも圧巻です。 さらに登るとキューポラの先にでで、ローマ人の街が一望できます。
このすごい歴史の建物にはいれること、見られること、感じれることができるなんて素晴らしい。
一通り見終えたあと屋上にあったカフェでカプチーノを飲みながら休む。
安い上に意外に混んでいない。穴場だと思います。2人で2.6ユーロ。
キューポラを降りて、バチカンをでて、広場の正面から伸びる通りを直線突き当たりにあるサンタンジェロ城へ。
ローマパスを見えると半額一人5ユーロ。
ここは歴代の皇帝の墓としても使われたとこらしいです。城です。 古い。
天使の像がいたるところにあります。
円形の形をした城壁、カッコいい。
ヴァチカンを見る際は、
「天使と悪魔」の映画を見てから行くともっと楽しめると思います。
もう、お腹いっぱいなくらいみました。けれど、次はナヴォーナ広場へ。
本物のお腹は減っていて、広場へ行く途中の皿やフォークが使い捨てのパスタ屋で5ユーロ のパスタを食べることにしました。おいしい。
そのあと、ジェラート一人3.5ユーロ。
安いしうまい。
広場までの道もいい雰囲気。ここでも、何人ものちょい悪オヤジをみて刺激を受けたり。
次は歩いてトレビの泉。ここは人ばかり。一応コインを、投げてまた、来られますように願う。奥さんは二回目なので願いが叶った模様。
次はパンテオン。大きな柱。古いです。このあたりはスリが多いので注意。
そしてスペイン広場。歩いて行けるところに見どころいっぱい。
しかも、道もいい雰囲気。疲れていたけれど、どれも来た甲斐がありと満足です。
スペイン広場であの「ローマの休日」のワンシーンの階段は工事で座れませんでしたが見ることはできて感動。そして、ここから地下鉄で、宿に帰ったのでした。
1日歩き疲れてヘトヘト。
スーパーで肉を買って宿へ。
イタリアに来たのに自炊です。 米を炊いてステーキをたべて、シャワーを浴びて荷造りし てすぐに就寝。
ローマはこの二日で十分満喫しました。
明日は、フィレンツェに移動です!
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宿の感想
- チェックインは事前に時間を伝えていたので問題なかった。夜間のチェックインは要相談のような感じ。
- 同じアパートに部屋が3室ありそれぞれを貸している。教養バスルームは2つありトイレットペーパー、ハンドソープ、ボディソープなどもきちんと用意されていた。
- キッチンも他の宿泊客と一緒だったら狭くて使えないと思うが、設備はしっかりしており、十分自炊ができた。
- 一杯ずつ淹れることができるコーヒーマシンがあり飲み放題。冷蔵庫内のオレンジジュースも飲んでいいとのことでかなり助かった。
- Hotels.comにて予約。
- チェックアウトは、鍵を部屋に置いていくだけ。
- 他の部屋の人の音は少し気になる
- 地下鉄駅の出口そばにスーパーマーケットがありとても便利
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本日の行程
9:00 宿を出発 地下鉄でヴァチカンへ
9:20 ヴァチカン美術館
11:00 ピザで軽食(美術館内)
12:00 サン・ピエトロ大聖堂、キューポラを登る
14:30 サンタンジェロ城
17:00 ナヴォーナ広場、パンテオン
17:30 トレヴィの泉
18:00 スペイン広場 から地下鉄に乗って宿へ帰る
入場券(一人分)
ヴァチカン美術館 16ユーロ
サン・ピエトロキューポラ 6ユーロ
サンタンジェロ城 5ユーロ(ローマパス提示半額料金)
その他観覧料無料
移動は最初と最後の地下鉄のみ(ローマパス利用)